第5回「子連れ駐在で日本からの引越し荷物に入れたいもの」

第5回「子連れ駐在で日本からの引越し荷物に入れたいもの」

海外引越アドバイス、アメリカ生活情報や子育て、本帰国準備などの情報をお伝えします。

更新日: 2024年02月13日

こんにちは。アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷あさこです。 子連れで駐在することになった場合、我が身よりも真っ先に心配になるのが子供のことですよね。私も最初の駐在の時は2歳と0 歳連れでしたので、何がアメリカで手に入るのか?など本当に心配でした。
紙おむつも多めに入れましたが、船便が到着した時にはサイズが合わなくなってしまって、結局使わずに知り合いに差し上げるということがありました。
アメリカでの新しい環境で困らないように色々持っていきたいと、皆様も買い込みがちになるかもしれません。初めての育児の場合は特にですよね。そこで優先的に準備した方がいいものをご紹介いたします。

引越し荷物に入れたいもの

  1. 子供用パジャマ
    アメリカのパジャマは、火事での延焼防止のため体に密着するタイプで決まっています。日本のようなゆったりとしたパジャマは年齢相応では見つけられないことが多いです。お子様の好み、体型から、日本のパジャマを好みやすいのであれば半袖長袖を1年分くらいは持参しましょう。ただし、アメリカで売っているパジャマは柄が可愛くて、アメリカのパジャマを気に入るかもしれません。買いだめはほどほどに。
  2. 子供用歯ブラシ
    アメリカの歯ブラシはヘッドが大きいものが主流です。もちろん全くないわけではありませんが、 日本ではすぐに手に入るものですし多めに持ちこみましょう。
  3. エジソン箸、お子様サイズの箸
    成長に合わせて変わっていくのが早いもの。お気に入りのお子様のサイズのものは日本の方が種類が豊富ですよね。
  4. 知育ドリル
    お子様の年齢+1才のものを。100均のものでも十分に楽しめます。家族で出かける機会も増えますし、旅行の空き時間などに使えます。成長につれて好みも出てきたり変わったりするものです。数年先まで見越す必要はありません。
  5. 絵本
    実は日本人の多く住むエリアでは、絵本は意外と困らず手に入るアイテムだったりします。本帰 国時には手放すご家庭も多く、ブックオフ、日系コミュニティのタグセール、バザーなどの機会で 格安で入る可能性の方が高いです。とはいえ、渡米直後で何もない時期は絵本を読む機会にもなりますし、手荷物や航空便にも分けて少しずつ持っていけるといいですね。日本人の少ないエリアへの駐在でしたらぜひ船便利用して持っていきましょう。
  6. 日本でしか購読手続きができない通信教育
    今の時代世界どこからでも手続きができそうなものですが、日本にいないと購読登録できない ものもあります。早めに日本でリサーチしてみてください。
  7. 季節行事にまつわるもの
    日本の文化を感じる機会は少ないので、家の中だけでも日本の行事を簡略的でもいいので取り入れられるといいですね。大きな雛人形や兜を持っていく必要もなく、季節感の出る掛け軸や手拭いなどはコンパクトになるので人気です。また一般的に日本文化としてお寿司は大人気。持ち寄りパーティではお寿司も喜ばれるので、巻き簀も出番が多かったですね。学校で日本の行事 を紹介して欲しい、という依頼があったりもします。その場合はアメリカのAmazonでも日本のアイ テムが手に入りますので、必要な時に揃えれば良いと思います。
  8. その他
    アメリカの家は日本より広いことが多いので、日本の家では諦めていたような大型アイテム、実はおすすめです。アメリカ生活でモノは確実に増えるのであまり大きなモノは増やさない方がいいという思いもあるのですが、アメリカ生活を積極的に楽しむために必要なモノはあってもいいと考えます。私はそうめんスライダーを持っていきました。週末のランチや夜ご飯が楽しい時間になりましたよ。大人数で自宅で集まる機会が増えるので、日本語のボードゲームなども活躍しますよ。

お子様の年齢によっては不要なものもあると思いますが、0歳〜10歳までくらいのお子様向けにリストアップさせていただきました。
渡米してすぐは、もしかしたら思ったように日本のものが手に入らないと感じるかもしれません が、一方でこんな便利なものもあるのか!となることもあります。特に日本のように手に入らないことへのストレスは日本からある程度持ってきたものがあれば、安心できます。容量との相談にはなりますがぜひお子様のものは優先的に準備されると良いと思います。
引っ越しの荷物については色々な面からアドバイスさせていただいています。詳しい相談をご希望の方は是非HPよりお問い合わせください。

松谷あさこ 駐妻SmartLife代表 3児の母
プロフィールはこちら

記事一覧

 

その他のおすすめ投稿