第1回「アメリカ人主催のバースデーパーティに呼ばれたら?」

第1回「アメリカ人主催のバースデーパーティに呼ばれたら?」

海外引越アドバイス、アメリカ生活情報や子育て、本帰国準備などの情報をお伝えします。

更新日: 2023年06月07日

アメリカではバースデーパーティ文化がとても盛んで、お友達を呼んで盛大にパーティをすることが多いです。
学校に通い始める低学年は男女問わず全クラスメイトに声をかけることも多いため、日本からアメリカに来たばかりで顔も知らないのに、クラスメイトのバースデーパーティにいきなりお呼ばれされることも。実際に私も、息子が小学4年生に編入してすぐの週末のバースデーパーティにお声がけいただいたことがありました。急な対応も大変でしたが、来たばかりだからと遠慮せずにクラスメイトと受け入れて声をかけてくれたこと、とても嬉しかったのを覚えています。

ということで、バースデーパーティにいきなりお呼ばれしてもおかしくないのがアメリカ!アメリカ人主催のバースデーパーティにすぐ行けるようにポイントをお伝えします。

まず、バースデーバーティへの招待方法ですが、最近はオンライン招待状サイトがメインになってきています。親のメールアドレス宛に”●● ●th‘s Birthday Party Invitationなどという文言のタイトルで送られてくることが多いです。RSVP by ●●(日付)と書いてあればお返事はその日付までにくださいね、という意味です。とはいえ参加可否は早めに、が原則です。今すぐ分からない場合はいつごろには確定できると思う、と伝えておくと親切ですね。

次にバースデー当日までに用意するものがバースデープレゼントとカードです。プレゼントの相場は20〜30ドル前後でよいでしょう。迷ったら周りの方に素直に聞いてもいいと思います。(アメリカはエリアによって違うことが多く、相場もまた然りです)何をあげたらいいか分からない子へのプレゼントは、Amazonで 年齢、性別でギフトと検索するとたくさん出てきます。女の子ならクラフトやアクセサリー、ぬいぐるみ、男の子ならLEGOや車のおもちゃ、性別問わず知育玩具やNational Graphicsの実験シリーズなどは人気です。高学年になるとだんだんモノを探すのが大変になりますが、そういう時はギフトカードも喜ばれます。

バースデーカードはどんなカードでも良いですが、誰から誰へのプレゼントなのかが分かるように字が書ける年齢でしたら子供に書いてもらうのが良いですね。(メッセージまで無理に書かせなくても大丈夫!)受け取った側が誰からのプレゼントなのか分からなくならないようにきちんとプレゼントにカードを貼り付けておくと良いですよ。なぜなら、後日いただくサンキューカードには“●●(差し上げたプレゼント)をありがとう!”と書かれていることが多いのです。大人数を呼んでいるパーティでは、特にカードを添付することはホスト側にとっても嬉しい心遣いだと思います。

プレゼントは紙袋に入れて渡してもいいですが、プレゼントをそのままあげても大丈夫です。

こちらでは紙袋に入れる場合はティッシューと呼ばれる薄色紙を少しはみ出すようにプレゼントと紙袋の隙間を埋めるように使うことがあります。見た目もとてもキュートで可愛くなりますよ。

当日の服装は普段着で大丈夫です。またバースデーパーティ会場に到着するのは開始時間〜10分の間に集まってくる人が多いです。早めに行く必要はありません。プレスクールや小学生低学年は親がほぼ同伴しますが、子供が一人で親と会話できる年齢であればドロップオフ(子供だけ置いて送迎だけ)するようになります。その場合は主催者の保護者にまた迎えに来る旨を伝えて去りましょう。
プレゼントは本人に手渡す他に、プレゼントコーナーが用意されていることもあります。その場で開ける習慣はアメリカにはあまりありません。

開催時間に関係なく、ほぼお決まりのようにチーズピザ、ケーキ、ジュースがサーブされます。小さなお子様連れで親も一緒に楽しむようなバースデーパーティの場合には、フルーツの盛り合わせやチーズやクラッカー、スナック、料理などが用意されていることもありますが、アクティビティが多い会場ではあまり用意されていないことが多いです。 パーティが終わると、必ずグッディバッグと呼ばれるプチギフトが配られます。事情があって早退する時も一言ホストの親に声をかけるとグッディバッグを渡してくれるはずです。子供たちもそのグッディバッグがもらえるのがお楽しみの一つです。

プレスクール、小学校低学年は毎週末バースデーパーティのはしご、となるくらい週末が忙しくなってもおかしくありません。少し家に予備のプレゼントを買い置きしておくなどしておくと、急なお呼ばれにも対応できますよ。

いかがでしたでしょうか?

アメリカで子育てする上では特に切り離せないのがバースデーパーティです。
英語でのコミュニケーションに不安がある方もいらっしゃると思いますが、子供たちが現地の子と交わって楽しく生き生きと楽しんでいる様子は見ていて嬉しくなるものです。ぜひお呼ばれされた時は少しの勇気と共にこの投稿を思い出して参加してみてくださいね。

松谷あさこ 駐妻SmartLife代表 3児の母
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