第37回「ボリュームたっぷり!あったか鶏つくね鍋 」

第37回「ボリュームたっぷり!あったか鶏つくね鍋 」

アメリカ在住暦33年のお料理研究家が簡単で美味しいレシピをご紹介します。

更新日: 2020年12月31日

アメリカで新生活が始まると日本のスーパーで気軽で、かつ、安価だった食材が急に手に入らなくなり、得意料理のレシピがガラっと変わってしまった、という方も多いかと思います。

海外という慣れない環境で、食材も変わり、家族や自分自身にとって美味しくて健康的で、簡単に作れる料理はなかなか見つけるのが難しいですよね。さらに、日本ではあまり馴染みのないみんなで持ち寄りながらのパーティー「ポットラック」に招待された時のメニューは”日本食が良いのか”、”冷めても美味しいか”、”食べやすいか”など頭を悩ませます。

『みんなのレシピ』では、アメリカ在住暦33年のお料理研究家が日本でもお馴染みの料理から日本ではあまり目にしない食材を使ったレシピまで、誰でも簡単に作れて、健康で、美味しいお料理レシピを紹介していきます。

第37回
「ボリュームたっぷり!あったか鶏つくね鍋 」

昨年は自宅で過ごす時間が増えたため、新たな発見も多かったのではないでしょうか。昨年に引き続き、今年も簡単、美味しい、ヘルシーな喜ばれるレシピをご紹介していきたいと思います。
鍋を囲むと何だか幸せな気分になれるのが嬉しいですね。今回は寒い冬にピッタリ!心も体も温まるあったか鍋をご紹介します。

おすすめ食材リスト

Seaweed noodles

糸コンニャクの代わりに使用してみましたが、サクッとした食感もよいし、低糖質で嬉しい食材です。こちらは、韓国マーケットにて、約$3で購入しました。


Arugula(ルッコラ又はロケットサラダ)

日本での歴史は浅いですが、イタリア料理の普及と共に人気が出て、現在では気軽に手に入る野菜になりました。バルサミコビネガーとの相性がよく、簡単なドレッシングで美味しく頂くこともできます。今回は、春菊の代わりに使用します。トレーダージョーズで約$2で購入しました。


枝豆

最近では、現地のスーパーでも簡単に枝豆が手に入るようになりました。たんぱく質も豊富で、完熟して干した大豆にはないビタミンCが多く含まれています。サラダや付け合わせ、煮物、ご飯に散らしたりしても彩りがキレイですので、フリーザーに入れておきたい食材です。今回は、トレーダージョーズでさやのないものを$2弱で購入しました。


久世の旨味だし

数ヶ月前から、Costcoで販売を始めた旨味だしです。小袋に入っていて、使いやすく、袋に入れたまま出しをとったり、袋を明けて、まぶしたり、混ぜたりすることも出来ます。1パック35袋入っていて、$14程度です。

あったかフワフワ鶏つくね鍋

材料が揃わない時に、現地の食材も代用して鍋を楽しめたら…と思い、安価で美味しい鍋を紹介したいと思います。鶏つくねは、挽き肉とあらみじんにした肉を合わせて作りますので、食感が楽しいです。軽いので鍋の上にフワフワと浮いているのも可愛いですね。

【食材と目安の量(4〜6人分)】

  • 白菜・・・1/2〜1/4株(ザク切り)
  • 大根・・・1/2本(ピーラーで平切り)
  • 人参・・・赤、黄1本ずつ(ピーラーで平切り)
  • 豆腐・・・1/2〜1パック
  • Seaweed noddles・・・1/2〜1パック (熱湯をくぐらせておく)
  • Arugula・・・1パック
  • きのこ・・・しいたけ、しめじ、えのき茸、オイスターマッシュルーム等
  • グリーンオニオン・・・1/2〜1束(斜め切り)

【スープ】

  • だし汁・・・1.5〜2リットル(かつお節、昆布使用)
  • 白だし醤油・・・50〜100CC
  • 酒・・・大3
  • みりん・・・大3(なければ砂糖大1)
  • 塩・・・小2
  • 醤油・・・大1

【とりつくね】

  • 鶏挽き肉・・・1lbs
  • 鶏もも肉・・・小1枚(皮を外しあらみじん切り)
  • 根ショウガ・・・大2(すりおろし)
  • グリーンオニオン・・・1/2カップ(みじん切り)
  • 塩・・・小1/2
  • 酒・・・大1
  • みりん・・・大1(なければ砂糖小1)
  • 鶏がらスープの素・・・小1
  • 麺つゆ・・・大1
  • パン粉・・・2/3カップ+ミルク大2程度(しっとりする程度)
  • 卵・・・1
  • 片栗粉・・・大3

【枝豆入りすいとん】

  • オールパーパス粉・・・1カップ
  • 卵・・・1個
  • 麺つゆ・・・大1
  • 水・・・80cc
  • 枝豆・・・1/2カップ

料理の手順

1. 土鍋、又は鍋にだし汁を入れ、白菜、大根、人参を入れ、スープの調味料入れて味を整える。沸騰したら中火弱にし、蓋をして20分程度煮る。

2. つくねの材料をボールに入れて、粘りが出るまでよくかき混ぜる。

3. 枝豆、水以外のすいとんの材料をボールに入れ、水を少しずつ入れながらよくかき混ぜてから、枝豆を入れてさらに混ぜておく。

4. 1の沸騰した鍋に2のつくねをスプーンですくいながら入れていく。煮えたら鍋から出しておく。

5. 4の再度沸騰した鍋に3の枝豆すいとんをスプーンですくいながら入れていく。すいとんにしっかり火が通ったら、豆腐、Seaweed Noddles、きのこ、4のつくねも入れて、沸騰させる。食べる直前にネギ、Arugulaを入れて出来上がり。

【レシピのポイント】
寒い冬には、欠かせない鍋ですが、現地の材料で代用出来るのが嬉しいですね。つくねにショウガをたくさん入れるので身体が暖まり、鶏肉の臭みも消してくれます。枝豆すいとんは、鍋に入れる時には、スプーンですくって少し平たくしましょう。だし汁がしみて美味しくなります。辛味が欲しい時には、柚子胡椒、七味、黒胡椒等を頂く時に使うのもよいですね。 

【料理を食べた方の感想】
ショウガの効いたつくねが美味しくていくつでも食べられそう!身体の芯から暖まる感じです。

今回のまとめ

とりつくね鍋、いかがでしたでしょうか。スーパーでレトルトパックの鍋の素を購入出来るのは便利ですが、自分でだし汁から作ると余計な添加物を摂取しないで済むので安心ですね。ふわふわつくねが沢山出来ますが、柔らかく臭みもないので、お子様からお年寄りまで、皆さんに喜ばれることでしょう。安価でボリュームたっぷりの鍋、ぜひお試し下さい。