第6回「鼻のムズムズや目のかゆみ何とかしたい! アメリカの花粉症事情」
第6回「鼻のムズムズや目のかゆみ何とかしたい! アメリカの花粉症事情」
毎日の生活に役立つ医療や健康情報をお届けします。
更新日: 2022年05月10日
『Yokumiru(ヨクミル)』は、ご自宅などのお好きな場所からPCやスマホで日本人医師にオンライン医療相談ができるサービスです。この連載では、Yokumiruより毎日の生活に役立つ医療や健康情報をお届けします。
鼻のムズムズや目のかゆみ何とかしたい! アメリカの花粉症事情
現在は日本人の3人に1人が花粉症と言われ国民病となっていますが、世界的にも悩まされている人が多いようです。
世界とアメリカの花粉症事情について調べてみました。
アメリカの花粉症の原因と時期
ヨーロッパを中心に多い「イネ科花粉症」、アメリカの「ブタクサ花粉症」、そして日本の「スギ花粉症」は、「世界三大花粉症」と呼ばれています。そのほかにも原因となる植物は世界各地にあり、その総数は60種類にものぼると言われています。花粉が飛散する時期や原因物質の違いこそありますが、今や花粉症は人類全体の課題で克服するための研究が進められています。
アメリカは車社会なので外気に触れる機会が少ないため、日本ほど花粉症は注目されていないかも知れません。しかし、植物の種類が豊富なので花粉シーズンも長く、旅行では症状が出なかったのに2、3年生活していたら発症したという人も多いようです。
現在アメリカでは、4人に1人がブタクサ花粉症と言われています。ブタクサは北アメリカ原産のキク科の植物で、英語ではホッグウィード(hogweed)やラッグウィード(ragweed)と呼ばれています。花粉症原因植物として報告されているとともに、小児喘息の原因植物ともされています。
ブタクサのピークは、北東部では8〜10月、西部は4〜7月中旬です。そのほか3月~夏前までは、オオバコ、ドクムギ、ニレ、ウォルナッツ、ヒロハノウシノケグサなどが花粉症の原因になっています。
※花粉の時期は、エリアや気象状況などで変わってきますので、目安にしてください。
花粉症の予防には、免疫力を上げることが有効と言われていますが、食事やサプリ、薬など、最適な予防法や治療法を見つけて快適に過ごしたいですね。YOKUMIRU海外オンライン医療相談サービスでは、予防法や健康法、現地で購入できる市販薬などを聞くこともできますので、気になる方はお気軽に相談してください。
(監修:医師 野田一郎)
お客様の声
リダックくらぶ様でもご紹介いただいた海外在住日本人向き支援プログラム『ヨクミル健康応援ウィーク』で、オンライン医療相談サービスを利用されたお客様の声を紹介します。
先生の言葉に救われました
– Nさん(30代女性/アメリカ在住)
気持ちの落ち込みについてどうして良いか分からず、メンタルヘルスに相談させてもらいました。先生から色々な質問を受けて、「こうあるべき」と固執していたことに気づき、自分を顧みることができました。初めてオンライン相談を利用しましたが、親身に話を聞いていただき本当に救われました。
驚くほど丁寧なサービスに感謝
– Kさん(40代女性/アメリカ在住)
ひどい花粉症と喘息のような咳があったので、内科の先生に相談しました。こちらでもらった処方箋の画像を先生に送って、事前に確認してもらっていたので、相談時には薬の解説と他の薬の候補を教えていただきました。
終了後には、相談記録を公開していただきました。ここまで詳細に書いていただけるとは思っていなくて、とても丁寧なサービスに驚きました。
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