第5回キッズテーブル〜子供たちがお客様〜「キッズフレンドリーテーブル」

第5回キッズテーブル〜子供たちがお客様〜「キッズフレンドリーテーブル」

更新日: 2020年02月25日

このコラムを読んでくださっている方のなかには、お子さんをお持ちの方もいらっしゃるのではないかと思います。私にも経験がありますが、子供連れでの海外生活には、学校のこと、友達関係のこと、言葉の不安などなど、何かと心配事がつきものですよね。

小学校低学年の年齢の頃は、お子さん同士を遊ばせるために、親がまずは約束を取り付けて送迎をして…などといった、日本事情とは異なる習慣に慣れないことも多いかと思います。

そんな時、ぜひ試してみていただきたいのが、キッズテーブルです。お家でお子さんがお友達とプレイデートする時でも、バースデーパーティーでも、キッズフレンドリーなテーブルを作り、お子さん達を喜ばせてみましょう。お友達との楽しい時間を過ごすきっかけとなるように、また、そこから友達の輪が広がっていくように…。

今回の記事では、子供達のための楽しく明るい色のテーブルをお伝えしたいと思います。キッズテーブル、ぜひ、一緒に見ていきましょう!

キッズテーブルのポイント

子供達のためのテーブルと言っても、何歳かによって、大きく内容が変わってくるのではないかと思います。幼稚園くらいの年齢か、就学年齢か…、それも小学校低学年や高学年でも違いが出てくるのではないでしょうか。中学生や高校生は、ほぼ大人と同じ扱いでも構わないかもしれないですね。

ということで、今回は、テーブルにある程度きちんと座っていられるくらいの年齢で、かつ、キッズと呼ばれるにふさわしい小学校低学年くらいのお子さんのイメージにて、考えていきたいと思います。もちろん、そこから、もう少し小さいお子さんにも、あるいは大きいお子さんにも、応用いただけたら嬉しく思います。

①テーブルクロスやマットはこぼしても良いもので!

子供達が囲む食卓での一番の悩みは、“こぼされてしまう”ということではないでしょうか。となると、テーブルクロスをかけることはできるだけしたくないと思ってしまいますよね。けれど、せっかくのキッズテーブルのコーディネートですから、テーブルの雰囲気を大きく決めるクロスをかけない手はないと思います。ですので、これはもう、こぼされることを前提としたクロスやマットでテーブルを作っていくのが一番の解決策となるのではないでしょうか。

こぼされてもいい…ということは、「洗濯がしやすくてシミになりにくい」ということか、「汚れても拭いてしまえば大丈夫」ということか、「汚れたら捨ててしまえる」ということか・・・。なんだか謎解きのようですが、これはもうすぐにおわかりいただけるかと思います。そう、つまり、化繊か、ビニールか、紙か、ということですよね。

一般的なテーブルコーディネートのイメージからすると、ビニールや紙で作るテーブルでは、なんだかつまらないわ…と思われがちかもしれません。けれど、以前から何度かお伝えしているように、必ずしも贅沢なクロスが敷かれているものばかりがテーブルというわけではないのです。

料理内容・食卓につく人・会のシチュエーションによって、色々なグレードがあるものが、テーブルコーディネートで、フォーマル度の高いものからカジュアル度の高いものまで、それに合わせてテーブルを作っていくことが必要です。カジュアルな化繊やビニールや紙製のものには、質の良い生地のクロスとはまた違った魅力があり、案外捨てたものではありません。

子供達のための普段のテーブルであれば、多少こぼしてしまっても怒られずに済むように、カジュアルなアイテムで気楽に作ってあげましょう。そのテーブルを囲む人の居心地の良さを考えて・・・。要は、子供達に思う存分こぼしてもらいましょう〜!というためのクロス選びが肝心です。それって、子供達はもちろんのこと、親にとっても、汚さないで〜のドキドキ・ソワソワ・イライラから解放される重要ポイントでもありますものね。

ということで、今回は、ビニール製のこちらの黄色のクロスを使ってみたいと思います。

ビニールですが、カット入りでおしゃれな仕上がりのクロスです。そしてもちろん洗濯要らず! 汚れたら拭くだけでOKなので、キッズテーブルにぴったりです。

②食器は落としても壊れないもので!

汚しても良いクロスとくれば、落としても壊れない食器が必要になってくるでしょう・・・だなんて、どれだけ防御体制に入るのか!と思ってしまいますが、ここまで徹底すれば、キッズテーブルも怖いものなしです。

なんと言っても、怒られたくない子供達&イライラしたくない親達の構図なのですから、双方にとってストレスフリーなテーブルを作ることが、まさに、「テーブルを囲む人の居心地の良さを配慮する」というコーディネートの目的に叶うことになるはずです。

と、ここで登場するのが、プラスチックやメラミンの食器。

定番のIKEAのプラスチック食器はもちろんのこと、最近では、とても可愛い北欧のメラミン食器なども手に入りやすくなりました。無地でも模様入りでも、お気に入りを見つけてみたいですよね。

そして、カトラリーは、基本は落としても壊れにくいものではありますが、食器に合わせて同じくプラスチック製のものを用意すると良いかもしれません。

これらのアイテムがキッズテーブルにふさわしい理由は、その壊れにくさ以上に、カラフルさや遊びゴコロに富んでいるところではないかと思います。子供達が好きなビビッドなカラーや、彼らが惹かれる可愛い図柄など、まさにコーディネート魂をくすぐってくれる存在です。

今回のテーブル用には、先ほど選んだ黄色のクロスに合わせ、同じくビビッドな色合いの食器類を選んでみました。

③ナプキンは紙!

さて、ここまで来たら潔く、どこまで徹底するのか…というくらいに徹底させてみましょう。そうです、ナプキンも紙にて!!

言わずもがなですが、昨今、ナプキンこそ、多種多様に色々な色や柄のものが巷に出回っています。紙ナプキン、なんでもいいや〜なんて思わずに、コーディネートに合わせて選んでみると楽しいと思います。

そして、ここで一つ重要なこととしてお伝えしたいのが、紙ナプキンの扱いについてです。今までの記事でいくつかお見せしてきたナプキンワークですが、紙の場合は、このナプキンワークはNGで、購入した時のままの四つ折りなり六つ折りなりのまま、もしくは、四つ折りを更に三角にした形くらいに留めておきましょう。

理由は想像されている通りで、紙ナプキンを色々に折ってしまうと、使用する時にその折り目が邪魔をしてしまいますし、衛生面からもお勧めできないからです。

さて、それでは、ここまで選んできたクロスや食器類に合わせて、こちらのナプキンを今回のテーブルでは使ってみることにします。

さあ、いよいよキッズフレンドリーテーブル!

以上、ビニール・プラスチック・紙など、選んできたアイテムをテーブルにひとまとめにしてみると・・・。

このようなテーブルとなりました。お友達とできるだけ近くに座れるよう、斜め座りのカウンター風に…。

安価なアイテムを利用したテーブルでも、このような雰囲気のものを作ることができます。

子供のためのテーブルとはいえ、いつものようにお花を忘れることなく! 食事をとることには不要なものではありますが、心の栄養にとってはとても大切な存在です。ぜひ、子供だからとあなどることなく、きちんとテーブルに添えてあげたいですよね。

もちろん簡単なものでOK! 今回のお花はこのように! 大判ガーベラを大胆投入しました。

最後にちょっぴりおまけ

以上、子供達のためのテーブルをご紹介しましたが、キッズオンリーのバージョンだけではなく、大人と一緒、つまり母子共にといったシチュエーションも、割とあるものですよね。子供と一緒にテーブルを囲む母子バージョンも、せっかくですからご提案したいと思います。

キッズオンリーでご紹介したテーブルを、ほんの少し変化させての母子カップルx2組の4人テーブルです。

大人達には通常通り、陶器のお皿とステンレスのカトラリーと布のナプキンです。子供達はプラスチックにて。けれど、このように色を統一することで、異素材同士でも統一感が生まれます。こちらのテーブルは、女の子が好きそうですが、青や緑などに置き換えて、男の子にも喜んでもらえるテーブルに変化させることができます。

ママと一緒のテーブルで、ちょっぴり大人の仲間入りが楽しい♡ 子供のプレイデートで親も集まった時に、こんな風に一緒に楽しんでしまうのもありですよね。

いかがでしたか?

食卓を用意する側としては、テーブルをコーディネートする楽しみは格別ですが、一方で、汚れる・壊れるに怯えてしまう本音も見え隠れ…その最たるものが子供達が座るテーブルですよね。でもちょっとした工夫が解決してくれるのですから、その恐怖に打ち勝ち(←大げさ!?笑)、テーブルを楽しむに越したことはないのではないでしょうか。

何より、小さな頃から彩り美しく丁寧にしつらえられたテーブルは、成長の過程で豊かな心を育むための糧となり、お子さんたちが大人になった時には、その心に刻まれ豊かな思い出となっていてくれることと思います。ぜひ、テーブルをコーディネートする生活を、お子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。

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著者プロフィール

じゅんこ CJY
テーブルコーディネート教室 Table C’est JOYeux~テーブルセジョワイユ~ 主宰

2016年ロンドンでスタート。テーブルコーディネートレッスン、サロンなどのディスプレイ、テーブルコーディネートコンサルティングなどを通し、「テーブルコーディネートを日常に!」「花のある食卓を!」をコンセプトとした活動をおこなっている。更なるテーブルファンが増えることを楽しみに、2019年よりNYでの活動をスタートさせたばかり。

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