第39回「Costcoローストチキンのアレンジ料理集」

第39回「Costcoローストチキンのアレンジ料理集」

アメリカ在住暦33年のお料理研究家が簡単で美味しいレシピをご紹介します。

更新日: 2021年03月01日

アメリカで新生活が始まると日本のスーパーで気軽で、かつ、安価だった食材が急に手に入らなくなり、得意料理のレシピがガラっと変わってしまった、という方も多いかと思います。

海外という慣れない環境で、食材も変わり、家族や自分自身にとって美味しくて健康的で、簡単に作れる料理はなかなか見つけるのが難しいですよね。さらに、日本ではあまり馴染みのないみんなで持ち寄りながらのパーティー「ポットラック」に招待された時のメニューは”日本食が良いのか”、”冷めても美味しいか”、”食べやすいか”など頭を悩ませます。

『みんなのレシピ』では、アメリカ在住暦33年のお料理研究家が日本でもお馴染みの料理から日本ではあまり目にしない食材を使ったレシピまで、誰でも簡単に作れて、健康で、美味しいお料理レシピを紹介していきます。

第39回「Costcoローストチキンのアレンジ料理」

毎年、四季折々の季節の変化を待ち遠しく感じていたものですが、近年多発する自然災害で、不安の方が大きくなってしまいました。現在、寒波により地域によっては大きな被害をもたらしています。どうぞ皆様が、一日も早く、芽吹く木々、草花を目にすることが出来ますよう、祈るばかりです。
今回は、忙しい時にでも簡単に作れる料理として、Costcoで購入出来る焼きたてのローストチキンを使い、いくつかレシピを紹介したいと思います。

おすすめ食材リスト

ローストチキン

Costcoのローストチキンを使います。昔よりチキンの質がよくなり、脂肪分も臭みも少なくなり、肉も柔らかくローストされています。値段は、$4.99と安いので不安になりますが、なかなかですので一度お試しください。なるべく焼き上がりのキレイなものを購入する事をお薦めします。

左の切り分けた写真は、左側がもも肉、手羽元、手羽先、手でキレイに外す事が出来ます。右側は胸肉ですので、真ん中から包丁を入れて骨を外します。
右の写真は、右上が鶏ガラでスープストックを作り、右下が骨に付いていた肉を取り外したもので、チャーハンを作りました。


ピーナツバター

ローストしたピーナツをすりつぶしペースト状にしたものに砂糖、塩、油脂等加えているので、購入の時には、Nutrition Facts で含有量等チェックされるとよいと思います。ピーナツバターは栄養価が高いので、育ち盛りの子供たちにはかかせないですね。今回は、トレーダージョーズでクリーミータイプのものを$4前後で購入しました。


ORZO(オーゾ)

パスタの仲間ですが、米の形をしています。今回はスープに使用します。ミネストローネを作る時にも、可愛い形なのでORZOを入れています。小さなお子様、お年寄りにも喉ごしがよいパスタとして利用されるのもよいですね。通常サラダに使われていますので、色々とお試しください

簡単棒棒鶏風サラダ

切り分けた胸肉をスライスし、野菜と一緒に色よく盛り付け、濃厚なごまだれをかけていただきます。ちょっとした一品になるのが嬉しいですね。辛いのがお好きな方は、ラー油を加えてみてください。

【食材と目安の量(4人分)】★印はおすすめ食材リストを参照

  • ロースト済みの鶏胸肉・・2枚(5,6ミリの斜め切り)
  • ヘッドレタス・・・1/3個(太めの千切り)
  • キューリ・・・中1〜2本(千切り) 
  • トマト・・・中1〜2個(スライス)
  • 玉ねぎ・・・1/4個(薄くスライス)
  • グリーンオニオン・・・1本(3センチ長さの千切り)
  • パクチー・・・適宜(またはかいわれ大根)

<ごまだれA>

  • すりごま・・・50グラム
  • ピーナツバター(クリーミータイプ)・・・大3
  • 醤油・・・大3
  • めんつゆ・・・大1
  • 水・・・1
  • 砂糖・・・大2.5
  • 酢・・・大2
  • ごま油・・・大1
  • グリーンオニオン・・・1本(みじん切り)
  • ショウガ・・・大1(みじん切り)
  • ラー油・・・大1(好みで)

料理の手順

1. Aの材料を上から順に泡立て器等でなめらかに混ぜ合わせ、ごまだれを作る。

2. 大皿にレタスを平たく敷いてトマトの切り目が見えるようにレタスの上に載せる。

胸肉は、トマトと同様に切り目が見えるようにトマト、レタスの上に載せ、グリーンオニオンを散らす。

3. 2に1をかけて、その上にキューリ、パクチ(又はかいわれ大根)、玉ねぎを散らして出来上がり。

【レシピのポイント】
食事を簡単に済ませたい時に、ぜひご利用ください。見た目は立派なので、手を抜いたようには見えません。すりごまがなければ、いりごまをフライパン等で炒って、すりこぎ、又はフードプロセッサーですりつぶしてください。ピーナツバターが入ることでコクが出ます。

【料理を食べた方の感想】
・見た目が豪華で、パーティーにも合いそう。
・手羽肉ですが、しっとりしていて臭みもないし、ごまだれと野菜との相性も抜群でした。

ORZO入りチキンスープ

鶏ガラを使って、スープストックを作ります。骨から外したもも肉、野菜、ORZO等でやさしい味の美味しいスープが出来上がります。臭みを取るため、香草(A)を使います。

【食材と目安の量(4人分)】★印はおすすめ食材リストを参照

  • ローストチキンの骨・・・肉を外した後の骨
  • 水・・・1000ml
  • 玉ねぎ・・・1個(8つに割る)
  • にんじん・・・大1本(2センチ幅の小口切り)
  • じゃがいも・・・中4個(大きいなら半分に切り、面取り)
  • ズッキーニ・・・1本(2センチ幅小口切り)
  • にんにく・・・4粒(皮をむく)
  • いんげん・・・10本(3センチ小口切り)
  • 鶏もも肉・・・2枚(適当な大きさに割く)
  • ORZO・・・大3
  • イタリアンパセリ・・・適宜(みじん切り)
  • パルミジャーノレジャーノ・・・適宜(なければパルメザン)

<A>

  • ローリエ・・・1枚
  • ローズマリー・・・少々
  • イタリアンパセリ茎・・・1本

<B>

  • ブラックペッパー・・・適宜
  • 塩・・・小1
  • 砂糖・・・小1/2

料理の手順

1. 鍋に肉を取り外した骨を入れ、水を入れて沸騰させる。

2. 1が沸騰したら3分沸騰させた後、骨を取り出し、いんげん以外の野菜、Orzo(米の形のパスタ)とAを入れて蓋をし、沸騰したら、弱火で煮込む。ジャガイモが柔らかくなったら、Bで味付けをし、いんげん、鶏もも肉を入れて沸騰したら出来上がり。器に入れ、パルミジャーノ、イタリアンパセリをふる。

【レシピのポイント】
骨から美味しいダシが出ますので、ブイヨンなしで簡単に野菜、チキンたっぷりのスープが出来上がります。アレンジして、トマトを入れたり、ミルクを入れてみたりと、色々お試しください。

【料理を食べた方の感想】
・スープが美味しいし、野菜のうまみも出ていて美味しかったです。
・彩りがキレイで味もよいので、作ってみたいと思いました。

チキンチャーハンにも

ほぐした肉は、チャーハンに最適です。今回は、チキンの他、ネギ、卵、にんにく、ショウガを使って炒めました。

今回のまとめ

安価なCostcoのローストチキンを利用して、簡単に色々な料理を楽しむ事が出来ます。春が訪れたら、野外でのポットラックパーティーにも活躍出来そうですね。今回紹介した以外にサラダ、グラタン、クリームシチュー、野菜炒め、ブリトー、タコ等、Costcoのローストチキンを使ってチャレンジするのも楽しそうです。
ひな祭りがもうすぐですね。ひな祭りのレシピについては、第3回「卵を使った春の季節にピッタリの4品レシピ」第15回「桃の節句にちなんだ料理」を参考にされるとよいかと思います。