NYのスーパーやデリからプラスティック製のレジ袋が消える日
NYのスーパーやデリからプラスティック製のレジ袋が消える日
2020年3月から施行られる新しい法律についてご紹介
更新日: 2020年01月31日
みなさんは2020年3月からニューヨーク州でプラスティック製の使い捨てレジ袋の使用が禁止される事をご存知ですか?
昨年4月に法案が通り、ついに来月から施行されることになります。
ニューヨーク州では年間約230億枚ものレジ袋が使用されておりゴミ処理の問題などで以前から環境に対する影響が懸念されていました。
ニューヨーク州は、カリフォルニア州、ハワイ州に次ぐ3番目の州となり、今後他州へも同様の動きが見られるのでは?と言われています。
ご存知の通り、カリフォルニア州やニューヨーク州は、全米の中でも1、2を争うほど大きな州なので全体に及ぼす影響は大きいと期待されています。
今後レジ袋はどうなってしまうの?
プラスティック製のレジ袋の代わりに、スーパーなどでは紙製のレジ袋を有料化し配布する動きが出てくることが容易に想像ができます。
というのも今回の新しい法案で各郡や市が独自の判断で、紙袋1枚に対し5セントの税金(paper carryout bag reduction fee)を課すことが認められました。
集めた税金は今後の環境改善の費用に充てられたり、低所得者向けに配布する予定のエコバッグなどの資金に充当されるそうです。
また、一部の環境団体からは「プラスティック製が紙製に置き換わるだけで、環境問題は解決されない!」と対応が不十分と考えているようです。
エコバッグを持参しよう!
一番環境にやさしいのはエコバッグを持参することですよね。皆さんも一度はトレーダージョーズでエコバッグを買ったことがあるのではないでしょうか。
ニューヨーク州はエコバッグを推進しようと色々なところで啓発活動がされているようです。
トレーダージョーズのエコバッグは1枚1ドル~購入できるので、紙製の紙袋を2枚重ねのダブルバッグにするくらいなら買ってしまった方が次回以降の事を考えると安いかもしれませんね。
入居の際にお配りしているリダックくらぶの布製トートバッグも、エコバッグとして利用可能となっています!
昨今では、企業がどれだけ環境問題に取り組んでいるのかで、消費者がその会社の商品、ブランドやサービスなどを選択する大きな理由の一つになると言われています。
そんな消費者の変化からスターバックスではプラスティック製のストローを全面廃止し、コストが10倍もする紙製のストローに変更するというニュースが大きく報じられました。
今後さまざま業界、業態で環境に対する配慮の動きが出てくるといいですね。