ニューヨーカーの週末リフレッシュ・スポット
ニューヨーカーの週末リフレッシュ・スポット
マンハッタンから車で1時間半。「ハドソンバレー」をご紹介。
更新日: 2021年05月04日
ニューヨーク・マンハッタンから車で1時間半ほどハドソン川沿いを北上すると、歴史のあるホテルや地産地消のグルメが楽しめるファームレストランなどが広がり、近年のトレンド発信地でもある「ハドソンバレー」をご紹介します。
ロングアイランドやフィンガーレイクスなどと並び、ニューヨークにおけるワイン生産地の一つとしても知られています。フランスのシャンパーニュ地方と同じくらいの緯度で、ワイン用ブドウ品種の栽培に適し、古くから存在するこじんまりとした飾らない『ブティックワイナリー』と呼ばれる家族経営のワイナリーが多いのが特徴で、最近では、ウィスキーの蒸留所やビールの醸造所も増えてきました。
ブラザーフッドワイナリー
アメリカで現存する最古のワイナリーとされる「ブラザーフッドワイナリー」。
創業 1839年、国立史跡にも指定されており、地下のワイン貯蔵庫は当時の職人たちが手作業で築き上げた代物で歴史を感じさせます。
いち押しは、やはりドライ過ぎず甘すぎず…ライムがほのかに香るリースリングです。
ニューヨークを最も代表するブドウの一つで、ホワイトハウスのワインリストにも選定されています。品のある爽やかな甘みとすっきりした飲み心地は、個人的にはソフトチーズと合わせるのがお気に入りです。ブルーのボトルは見た目も綺麗なお手頃価格で、ちょっとしたギフトにも使いやすいです。
ベンマール・ワイナリー
ハドソン川を望む高台の絶景。
ハイブリッド品種であるバコノワールやセイバルブランなどを栽培する最古のブドウ畑が残っています。敷地内にはB&Bもあり、結婚式会場としても人気で、まるで田舎の知り合いの家に遊びにでも来たような、リラックスした雰囲気です。ハドソン渓谷の大絶景には感動しますよ。
試飲を楽しもう
ワイナリーを楽しむコツは、スタッフとの会話を楽しむこと!こちらの人は話をしたり、質問をされるととても喜びます。ワイナリーの歴史や、ワインの特徴、ラベルの由来など何でもいいので尋ねてみましょう!
お気に入りのワインを見つけたらボトルを購入!栓を抜いてもらい、人数分のグラスを借りましょう。テラス席やピクニックエリアで、ブドウ畑と一緒に太陽を浴びながら、お気に入りのワイン片手に日頃のストレスを忘れて最高の時間を過ごしましょう!
コールドスプリング散策
昔ながらの面影を残した建物が並び、ブランチやアンティーク探しを楽しめるハドソン・リバーへと続くなだらかな坂道は、国の歴史登録財に指定されているそうです。 午後ののんびりとした雰囲気を味わいながら歩いてみましょう。