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第2回 グランドサークル旅行の体験記

前回はアメリカのおすすめ旅行先5つを挙げましたが、今回はそのうちの1つグランドサークルについて詳しく書きたいと思います。

グランドサークルに行く際はいかにうまくスケジュールを組み立てるかが重要になります。私の場合はラスベガスを出発点として、ザイオン国立公園→ブライスキャニオン→アンテロープキャニオン→モニュメントバレー→グランドキャニオン→セドナ→ラスベガスを1週間かけて時計回りでまわりました。以下で私の実体験をお話ししていきます。

1日目

深夜にラスベガス着。ラスベガスのホテルに直行、宿泊。

2日目:ザイオン・ブライスキャニオン

朝レンタカーを借りて出発し、3時間強でザイオン国立公園に到着。レンタカーを借りるのに手間取った事もあり、ザイオンで観光する時間がほとんど取れず、、泣く泣くメインの通りには行かずハイウェイの通り抜けを選択し車から景色を眺める事に。ちょくちょく車を停めて巨石群や山々を撮影。そのまま車を飛ばし本日のメイン、ブライスキャニオンに向かいました。

ザイオン国立公園道中
長時間ドライブの休憩をIN-OUT-BURGERをにて

ブライスキャニオンはユタ州南部にある国立公園で、円形の窪地に岩の尖塔群が広がっています。標高の高いところにあり、気温が近くの国立公園よりも数℃低いです。いくつかのビューポイントから尖塔や絶壁を見下ろす事ができますし、いくつかのトレイルでは気軽に谷底に降りられるようになっており、谷底から見上げるとまた違った景色が楽しめます。1番のおすすめはビューポイントから見る朝日・夕日に照らされた尖塔群の幻想的な絶景です。徐々に色合いが変わっていくのがとても神秘的で感動します。

夕日に染まるブライスキャニオン
早朝のブライスキャニオン

ちなみに、ここに限らずですが、国立公園に行く際は公園内にあるロッジに宿泊するのをおすすめします。多くのロッジが見どころの近くに建てられており、通常だと早起きして車で移動しないといけないところを歩いてすぐに朝日・夕日を見に行けるので、体力的にも楽ですし効率的に回れるので少々高くても園内ロッジがいいと思います。すぐに満室になってしまうので予約はお早めに。

3日目:アンテロープキャニオン

朝出発し、お昼頃アリゾナ州のPageという町に到着。巨大な人造湖レイクパウエルを作る為コロラド川を堰き止める目的で建設された全米2位の規模を誇るグレンキャニオンダムや、馬の蹄の形をした渓谷ホースシューベントがありますが、この街1番の売りはアンテロープキャニオンです。

先住民によるツアーに参加しアンテロープキャニオンへ
インスタ映え間違いなしの神秘的空間

アンテロープキャニオンは先住民の居住区内にあり、特定のツアーに参加しないと中に入れません。アッパーキャニオンとロウアーキャニオンに分かれていますが、私は歩きやすいアッパーのツアーに参加しました。洞窟探検のような感じで洪水で砂岩が削られた細い道を進んでいくのですが、ガイドさんも慣れたもので綺麗に写るIphoneのカメラ設定をレクチャーしてくれたり、フォトスポットではガイドさんが撮影してくれたので、いい写真がたくさん取れました。

4日目:モニュメントバレー・グランドキャニオン

朝Pageを出発し、2時間強でモニュメントバレーへ移動。ここは平らな岩山や丘が多くありアメリカの原風景と言われている場所です。自分の車で入り岩山の近くまで行く事ができますが、未整備の道なので車が砂まみれになるのと車体が揺れて酔う可能性があるので注意してください。すぐ近くには映画フォレスト・ガンプで有名になった道があるので、そこで写真撮影するのもお忘れなく!

アメリカの原風景
モニュメントバレー)にへ変更

そこから4時間近くかけてグランドキャニオンへ。グランドキャニオンは何百キロに及ぶ巨大な渓谷で有名ですが、渓谷の南側には展望スポットがいくつもあり、ほとんどは車で巡る事ができます。また、ブライスキャニオンと同じく朝日・夕日に照らされるグランドキャニオンが魅力的で必見ですので、ぜひ公園内にある宿に泊まり圧巻の景色を堪能してください。私は歴史ある雰囲気抜群のEl Tovar Hotelで晩御飯を食べた後、隣にある割安のKashina Lodgeに宿泊しました。

5日目:グランドキャニオン・セドナ

夜明け前に起き、渓谷沿いを50分かけて歩いてマザーポイントまで行き、朝焼けで徐々に浮かび上がるグランドキャニオンの壮大な風景を拝みました。その後バスのみが立ち入られるよう規制されているピマポイントやホピポイントにいき、コロラド川を間近で見学しました。

朝焼けのグランドキャニオン
昼時のグランドキャニオン

お昼頃から2時間半かけてアリゾナ州セドナに移動。セドナは4大ボルテックスと呼ばれる、地球の磁力が集まって強いエネルギーを発するパワースポットがあることで有名な町です。この日はボイントンキャニオン、ベルロック、カセドラルロックの順にボルテックスを巡りました。時間的制約と途中から急勾配になるところもあり頂上まで辿り着く前に引き返しましたが、各々中腹までは簡単にトレイルで歩いていくことができます。

6日目:セドナ・ラスベガス

朝エアポートメサと呼ばれる最も有名なボルテックスに向かいました。頂上には駐車場から5分ほどで登ることができ、レッドロックに囲まれた町を一望できます。

パワースポットとして有名なベルロック
道中からみたセドナは街一体を形作っている

そこで朝日を拝んだ後、ラスベガスに向け出発。途中映画カーズの舞台にもなったルート66の町セグリマンに寄りました。ノスタルジックな雰囲気で通りにはお土産屋さんが並んでいました。その後半日かけてラスベガスまでロングドライブ。事故無く無事にレンタカーを返却し、夜便で翌朝NYに帰りました。

いかがでしたでしょうか?私は1週間の強行スケジュールでしたが、理想は10日ぐらいでゆっくり巡るのが体力的にも良い気がします。また私は行けませんでしたがアーチーズ国立公園も一見の価値ありと聞いてますので、ぜひそちらも検討されたら良いかもしれません。ぜひアメリカならではの大自然を味わってみてください!

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