こんにちは、アメリカ駐在妻ブロガーのミイと申します。
2021年の初冬現在、幸い日本でもアメリカでもコロナ感染者は抑えられていますが、それでもリモートワークやレジャーの制限など、まだまだコロナ以前と同じ生活には戻れていないのが現状です。
そこで今回の記事では、ポストコロナの不便さを家族で乗り切り、駐在生活を豊かに過ごすアイディアをいくつかご紹介したいと思います。
便利グッズ&リラックスグッズで住環境を快適に

まず最初にご提案したいのが、リモートワークや外出自粛で圧倒的に増えた家時間を快適にしようということです。
たとえば我が家では、外に遊びに行けないことで浮いたレジャー費を使って、以下のような便利グッズ&リラックスグッズを購入しました。
- Berkeyの浄水器:
ミネラルウォーターを買いに行く重労働から解放される。雨水でも飲めるレベルにろ過できるので非常時にも安心。 - All-Cladの鍋&フライパン:
自炊のモチベーションを上げる。フッ素加工なしなので体に優しく、一生使える。 - Eamesのダイニングチェア:
お洒落なインテリアで日々の生活に潤いを。子供が食べ汚しても簡単に拭き取れるのも魅力。 - Brikkaのエスプレッソメーカーと電動コーヒーミル:
完全に夫の趣味。ブルーボトルコーヒーの豆と共にリモートワークで大活躍。
こういうちょっと良い買い物は、買うこと自体がある種の娯楽になりますので、ストレスが溜まってきたタイミングで自分へのご褒美として購入すると、毎日を楽しく過ごせます。
一方、なるべく低予算で生活を便利にしたい!という場合は、まずはキッチン周りとバスルーム周りに置くものを工夫して、家事の負担を減らすのがおすすめです。
また、アメリカの家は何でも広く大きい造りなので、モノをごちゃつかせず綺麗に収納するのに意外と苦労します。そこで、整理棚や仕切りを使ってモノを出し入れしやすくすると、何をするにもスムーズで余計な負荷がかかりません。
小さなことではありますが、たとえばよく使うお皿を何種類も重ねずに、整理棚で仕分けてスッと取り出しやすくするだけで、日々のストレスが減少します。また、しまうのがラクになるため、家族が出しっぱなしにせず自分で片付けてくれるようになるのも嬉しいポイントです。
整理棚や仕切りは、IKEAやContainer Storeという収納専門店に行くと良いものが揃っていておすすめです。Amazonでも、たとえば「Kitchen Organizer」などと検索すると良いものがたくさん出てきます。
気持ちを切り替えられる仕事部屋づくり
リモートワークで旦那さんが家にいる場合、家事育児をする奥さんと互いに邪魔をしないように共存するのはなかなか大変ですよね。
また、本来はくつろぎの場所である自宅で、仕事のモチベーションを保つことに苦戦されている方も多いのではないでしょうか。
我が家は2BRのアパートで、一つの部屋を寝室、もう一つを子供部屋にしていますが、夫には子供部屋の方に机と椅子を置いて、そこでリモートワークしてもらっています。
子供のおもちゃや絵本で少し雑然とはしているのですが、あえて普段入らない子供部屋で仕事することにより、「子供部屋に入る=仕事の時間」とメリハリがついて良いようです。また、テレビやソファなどの誘惑がないので業務に集中できます。
また、主婦の私としても、日中は子供部屋に入ることはほとんどないので、夫がそこに篭っていても家事育児に全く支障がなく助かっています。
仕事部屋には、
- オフィスチェア(ダイニングチェアと同じくイームスが欲しいらしいが、予算不足でIKEAで購入)
- 電気スタンド(白く明るいライトで気持ちをシャッキリさせる)
- プリンター(ほぼ使わないが、あると時々すごく重宝する)
を用意しています。
始業前にコーヒー豆を挽き、美味しいコーヒーを淹れてから仕事に向かう・・・というのが夫の朝のルーティンで、それで仕事のスイッチが入るようです。
夫婦でランチやお茶を楽しむ
夫が家でリモートワークしていて一番困るのが、毎日2人分ランチを用意しないといけないことですよね。
特に私は、1人だと納豆ご飯で満足してしまうタイプの人間なので、グルメな夫のためにちゃんとした食事を用意するのがとても苦痛です。しかも、昨晩の残り物をうまく活用しようとしても、たっぷり2人分には少し足りないんですよね・・・(涙)。
そこでおすすめなのが、Uber EatsやBent-Onなどの料理の宅配サービスです。Uber Eatsはサービス料やチップが発生して割高ですが、アメリカのレストランはとにかく一皿の量が多いので、余ることを見越してあえて多めの夕飯を頼み、余った分は翌日の昼食に充てると1回の宅配で2食分を賄えてお得です。
特にイタリアンレストランは他と比べて量が莫大なことが多いので、我が家ではお金はないけれど自炊したくない時は、スープやリゾットをどーんと頼んで何回かに分けて食べます。スープもリゾットも、時間が経っても味や食感が劣化しにくくオススメです。
Bent-Onとは、NYを中心としたアメリカ東部で利用できる日本食の冷蔵宅配サービスで、日本人の監修したちゃんとした日本食が1食ずつ真空パウチに入って届きます。Uber Eatsよりは割安で、私は産後2ヶ月ほど毎週お世話になっていました。
ランチだけでなくお茶の時間も、夫婦が協力してコロナ禍を乗り越えるのに重要な役割を果たします。我が家では夫が会議の合間にリビングでひと休憩することがあるのですが、その時に美味しいお菓子を用意して、2人でほっと一息つくようにしています。
わずか10分ほどの短い時間ですが、ここで、
「もうすこし会議のボリュームを落として欲しい」
「この時間帯は洗濯機を回さないで欲しい」
など、お互いに気持ちよく過ごせるよう意見交換を行い、今の状況や悩みを共有しておきます。こうしてミスコミュニケーションやストレスの芽を早いうちから摘んでおくことで、我慢の末の大爆発(笑)を未然に防いでいます。
相手に余裕がない時ではなく、美味しいお菓子を食べてリラックスしている時を見計らってさりげなく切り出すのが、うまくやるポイントです。
まとめ
さて、ここまでで、ポストコロナのリモートワークを家族で乗り切るコツとして、
- 便利グッズ&リラックスグッズで住環境を快適に
- 気持ちを切り替えられる仕事部屋づくり
- 夫婦でランチやお茶を楽しむ
という3点をご紹介しました。どれかひとつでも、「やってみようかな」と思えるアイディアを提供できていたら幸いです。
次回は、「アメリカでの体調管理と風邪対策」をテーマに執筆する予定です。お楽しみに!
ミイ
駐妻目線のアメリカ生活情報サイトCHEWIFEを運営し、フツウの日本人がアメリカで快適に暮らすためのお役立ち情報を配信。
2020年からはペアレントインストラクターの資格を取得し、アメリカでの出産・育児・幼児教育についても多数の記事を執筆している。
ニューヨークで実際に0歳児と4歳児を育てる母でもあり、いかにアメリカ在住のメリットを生かしてラクに育児できるかを日々模索中。