第21回「もしかすると多汗症?セルフチェックで確認しよう」

第21回「もしかすると多汗症?セルフチェックで確認しよう」

毎日の生活に役立つ医療や健康情報をお届けします。

更新日: 2023年09月10日

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もしかすると多汗症?セルフチェックで確認しよう

暑い日が続き、汗を気にする時期です。汗をよくかく方の中には「自分は多汗症かも・・・?」と思う方もいるかもしれません。そこで今回は「多汗症」の症状や原因、対策・予防法についてご紹介。セルフチェックもあるので、「多汗症かも・・・?」と思ったことがある方はぜひか自分で確認してみよう!

多汗症とは・・・?

多汗症とは、異常な量の汗をかく状態を指します。汗は運動をしたときや、辛い物を食べたとき、緊張したときなどの熱や運動に関連してかくものです。しかし、多汗症になると汗をかく状況ではなくても多量に汗をかくようになります。 多汗症には、脇や手・足など限定された場所のみに汗をかく場合と、全身に汗をかく場合があります。また、思春期前後から多汗症を発症することもあれば、成人期になってから多汗症を発症することもあり、人によってさまざまです。

多汗症の種類

多汗症には、手の平など局所的に多量の汗をかく「局所性多汗症」と、全身に多量の汗をかく「全身性多汗症」があります。何らかの疾患によって引き起こされる多汗を、「続発性多汗症」とよばれ、全身性多汗症の場合は甲状腺機能亢進症や糖尿病、低血糖、高血圧などが、局所性多汗症の場合は精神的な緊張や末梢神経の損傷などが原因となり得ます。また、原因が特定できないものを「原発性多汗症」といわれ、自律神経の調整がうまくいかないことや、家族内で発症することもあるため遺伝的な要素も疑われています。

多汗症の主な原因は?

局所性多汗症の最も多い原因は、精神的緊張によるものといわれており、手の平と足の裏以外の局所性多汗は、神経疾患が原因のケースが多いです。またこの他に、抗うつ剤や抗不安薬、内服薬の非ステロイド系抗炎症薬、ステロイド剤などを使用している場合は薬の影響での発汗の可能性が高いので、医師、医療機関に相談しましょう。

多汗症セルフチェック!~自分が多汗症かどうかチェックしよう~

以下の項目に該当する場合は、多汗症の可能性があります。

  • 足のニオイが気になる。
  • 手の平が汗ばんでいることが多い
  • 体臭などを指摘された経験がある
  • 運動した後でもないのに汗をかくことがある
  • 暑くないのに汗をかくことがある
  • 文字を書いたりしたときに紙が濡れる

日常生活で、上記のような症状を、頻繁に感じる場合は、多汗症である可能性が高くなります。また、生活リズムの乱れ、飲酒・喫煙なども多汗症を亢進させる原因になると考えられるので、自身の生活についても振り返ってみましょう。

多汗症を予防するには?

多汗症を予防するには、下記のような生活を心掛けましょう。

食生活
栄養バランスの整った食事を心掛けるのはもちろんのこと、そのほかに、辛味や酸味の強いものは、交感神経の働きを優位にする作用があるため、食べると汗をかきやすい状態になります。多汗症に悩んでいる方は、このような刺激物の摂取は控えましょう。また、カフェインも交感神経を優位にする働きがあるため、コーヒーなどのカフェインが多く含まれるものは避けることをおすすめです。

生活習慣
上で紹介した通り、飲酒や喫煙も多汗症に影響を及ぼすと考えられているので、飲酒や喫煙を控え、適切な時間帯での十分な睡眠などの生活習慣の改善も必要です。

リラックスしよう
多汗症の予防には、リラックスをして、緊張状態から解き放たれる時間をつくることが大切です。趣味の時間やリラックスする時間づくりを習慣づけましょう。

これらはいずれも、ストレスなどによって交感神経が優位になることが原因の発汗を防ぐための手段です。神経の障害など、他の原因による多汗の予防にはなりません。

多汗症の治療法は?

多汗症の治療は、原因や症状のレベルによって異なります。

  1. 外用薬を使用する
    汗腺を塞いで汗の分泌を抑える「塩化アルミニウム液」を患部に塗るのは有効な方法です。
  2. ボツリヌスの注射
    ボツリヌス菌の毒素を患部に注射し、汗を抑える方法です。腋窩以外は保険適用外の治療になるため、費用や効果を確認が必要です。
  3. その他
    内服薬を使用する
    保険適用の臭化プロパンテリン、適用外のコハク酸ソリフェナシン、オキシブチニンなどといった内服薬による治療もあります。

    漢方薬を服用する
    多汗症の治療に漢方薬が使われることもあります。多汗症の種類によって処方される漢方は変わります。防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)、竜胆潟肝湯(りゅうたんしゃかんとう)などが使われます。

また、糖尿病や神経障害などの疾患が原因の場合は、上記のような治療をするだけでなく原因となる疾患の治療が必要です。「多汗症かも?」と悩んでいる方は、そのままにせず、まずは医師に相談しましょう。

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監修:医師 野田一郎氏

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