アメリカで新生活が始まると日本のスーパーで気軽に、かつ、安価だった食材が急に手に入らなくなり、得意料理のレシピがガラっと変わってしまった、という方も多いかと思います。
海外という慣れない環境で、食材も変わり、家族や自分自身にとって美味しくて健康的で、簡単に作れる料理はなかなか見つけるのが難しいですよね。さらに、日本ではあまり馴染みのないみんなで持ち寄りながらのパーティー「ポットラック」に招待された時のメニューは”日本食が良いのか”、”冷めても美味しいか”、”食べやすいか”など頭を悩ませます。
『みんなのレシピ』では、アメリカ在住暦33年のお料理研究家が日本でもお馴染みの料理から日本ではあまり目にしない食材を使ったレシピまで、誰でも簡単に作れて、健康で、美味しいお料理レシピを紹介していきます。
第97回「3色だんごで嬉しいひな祭り!」

新芽の膨らみを目にする機会が増え、早くも春の訪れを感じるここシリコンバレーですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。まだまだ寒さ厳しい日々をお過ごしの方も多いかと思います。日一日と雪解けの如く、春の訪れを告げるひな祭りがまもなくやってきます。今回は、ほうれん草、人参を使って
3色だんごに挑戦です。
今回号のレシピに使うおすすめ食材リスト



もち粉
もち粉は餅米を粉にしたもので、炭水化物が主成分ですが、消化吸収が緩やかで血糖値の急激な上昇を抑える効果があるようです。グルテンフリーで小麦粉の代用品として、米粉同様に利用されています。今回は、韓国スーパーにて3種類を購入してみました。値段は3ドルから6ドル程度です。

製菓豆腐(Exstra soft)
ご存知、豆腐は大豆から出来ていますが、きめ細かくなめらかで、大豆の風味も少なめ。今回は、韓国スーパーにて約1.7ドルで購入しました。爽やかな大豆の香りもあり、とても美味しい豆腐です。
野菜の豆腐団子2種

ひな祭りにはかかせない3色だんごを野菜の色を使って挑戦します。フードプロセッサーがあれば、混ぜ合わせるのも楽々。ぜひ、ご家族でお楽しみください。
食材と目安の量(4〜8人分) 印はおすすめ食材リストを参照
草だんご
茹でたほうれん草の葉の部分・・・60g(軽く茹でて絞ってざく切り)
豆腐(Exstra Soft)・・・80g(軽く水気を切る)
A
餅粉・・・80g
砂糖・・・小2
人参だんご
人参・・・60g(薄くスライスして5分煮る)
豆腐(Extra soft)・・・80g
B
餅粉・・・80g
砂糖・・・小2
白だんご
豆腐・・・100g
C
餅粉・・・80g
砂糖・・・小2
みたらし餡
砂糖・・・大1
みりん・・・大1
醤油・・・大1
だしつゆ・・・大1
水・・・大4
片栗粉・・・小1〜2
お料理の手順
茹でて絞ったほうれん草の葉の部分をフードプロセッサーに入れて細かくし、次に豆腐を入れて更に細かくし、次にAを入れて良く混ぜ合わせる。







1をボールに移して捏ねる。ベタベタ手にくっつくようなら、餅粉を少しずつ足して耳たぶの固さにする。



2を直約3㎝の棒状にし、約2cmの長さに切って手のひらを併せて丸め、沸騰した湯に入れて中火で茹でる。だんごが浮いてきたら、水を張ったボールにすくい入れて洗う。約18〜20個出来る。




茹でた人参をフードプロセッサーに入れて細かくし、以降は1と同様にする。





4を2と同様にする。



5を3と同様にする。



ボールに豆腐とCを入れ、手で捏ねて混ぜ合わせる。以降は2、3と同様にする。






みたらし餡の材料をすべてなべに入れて火にかける。鍋底から良くかき混ぜ、沸騰してとろみがついてきたら、少し練って出来上がり。


すまし汁を作り、半分に切っただんごを入れる。串を濡らしてから、
3色のだんごを緑、白、赤の順に刺していく。あんことみたらしを添える。みたらしあんにだんごを混ぜてる。



このレシピのポイント
よもぎの代わりにほうれん草を使いましたが、美味しく頂くことが出来ます。フードプロフェッサーによって、簡単に野菜入りの豆腐だんごが出来上がります。人参も同様です。豆腐を入れる事によって、直ぐに固くならないのが嬉しいですね。冷蔵庫で3〜4日程度保存しながら、鍋の具や煮物に、またお汁粉等と色々と活用出来ます。
料理を食べた方の感想
- 喉ごしも味もよく、彩りもきれいでした。
- とても美味しかったので、ひなまつりに作りたいです。
今回のまとめ
3色だんごはいかがでしたか。豆腐や少量の砂糖を入れることによって、柔らかさが持続します。更に栄養価もアップするのが何よりです。多忙な方は、生地をこねた状態でラップをして冷蔵庫で3日位保存してから成形し茹でる事も可能です。子供達が満面の笑みで頬張る姿は嬉しい限り!!健やかに育ちますよう、心からお祈り致します。






