場所別のお部屋のお手入れ－冷蔵庫のお手入れ方法をご紹介。

更新日: 2016年10月20日

アメリカの住宅は、日本の住宅と比べ設備や使われている建材が異なっている上に、気候の違いがあるので、お手入れ方法も日本とは違ってきます。

また、アメリカにおいては賃貸借契約上でも、住居の状態を入居時と同じように維持する事がテナント側の責任として明記されているため、設備を故障したままにしておいたり、お掃除が不十分なだけでも敷金を差引かれる要因にもなります。

その為、普段からお掃除はこまめに行い、目立つ前に汚れを除去してしまう、「予防清掃」がとっても重要になります。こまめなお掃除で汚れの除去だけでなく、嫌な匂いや菌の抑制も抑える事ができるので快適な生活をおくる上でも大切です。

お掃除コラムでは、敷金回収に役立つ場所別のお掃除方法を提案し、みなさまの清潔で快適なアメリカ新生活のお役に立てれば幸いです。

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今回は、キッチンの中でも使用頻度が高く、かつ、衛生的な状態が求められる冷蔵庫のお手入れ方法をご紹介させて頂きます。

冷蔵庫のお手入れ方法

冷蔵庫は、いつでも清潔が基本です。冷蔵庫のお手入れは、毎日行う、毎週行う、毎月行う、季節毎に行うお掃除を分けて考える事をおススメします。まず最初に綺麗な状態の冷蔵庫にするのが第一歩。今回は季節毎に行う冷蔵庫のお掃除方法についてご紹介します。是非参考にしてみてください。

お手入れステップ１

まずは、冷蔵に入っている全ての品を取り出す。瓶、チューブ、コンテナーなどは底や側面が汚れているので、キレイに拭き取りダイニングテーブルに乗せる。この時に傷んでしまった食材や、賞味期限の確認も平行して行う。

プラスチックの棚板や野菜室など大きめのプラスチックコンテナーは台所シンク、もしくはバスタブを使ってキレイにするのが便利です。ガラス製品は台所シンク、もしくはカウンタートップの上で作業してください。全てを取り出し冷蔵庫の中に何も無い状態にする。

お手入れステップ2

まずはお湯で固く絞ったやわらかい布、もしくはペーパータオルを利用して清拭、落ちないところをブリーチスプレーを使います。

ブリーチスプレーを使った時はしっかりと拭き取り、乾いた後、固く絞った布でもう一度丁寧に拭き取るか、アルコール清拭を忘れずに行いましょう。

※ワンポイント

汚れがたまり易く、目に付くところはドア内側の棚部分です。汚れが特にひどく、スプレー使用の場合は、スプレー後しばらく時間を置き、乾いてしまう直前くらいまで経ってから清拭すると効果的に汚れが落ちます。
飲み物や大きなボトル用のラックの下はこぼれた物が固まっていたりするのでお湯を使った清拭の後にスプレーすると取れやすく、一段と効果的です。
スチールの棚板は、ダイニングテーブルやカウンタートップの上をステンレス専用のスプレーを使うのが便利です。スプレー後、清拭すると効果的に汚れが落ちて、見違えるようにきれいになります。

お手入れステップ3

冷蔵庫内の拭き掃除で汚れを落とした後は、アルコールで清拭するとほとんど匂いもなくなります。消臭も大事なお掃除の一つです。ちょっと贅沢ですが挽きたてのコーヒーを浅いトレイに入れて中段に入れます。２時間ほど置いておくだけで冷蔵庫特有の匂いを取ってくれます。

冷蔵庫の中に残ったコーヒーの匂いはしばらくすると消えます。

お手入れステップ4

冷蔵庫のお掃除が完了したら、冷凍庫のお掃除もお忘れなく。
冷蔵庫同様に、まずは中身を全て取り出し、冷凍庫を空の状態にする。その後、お湯で硬く絞った布巾を使い清拭し、乾拭きまで行う。

冷凍庫の製氷皿などは熱湯で洗うのが一番です。洗浄後は必ず一度乾燥させること。保冷材などがある場合は、一旦乾かしてから水洗いし再冷凍させると匂いません。

今回のおススメお掃除グッズ

ブリーチスプレー

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ステンレス用クリーナー

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清拭用アルコール

お掃除アドバイザー：

永吉　裕臣（ながよし　ひろおみ）
リロ・トランスアメリカ Inc.で年間約300件という日本人駐在員を中心として海外引越しに携わる中で、日本人が退去時によく陥るお掃除や住まいのメインテナンスの失敗や退去時に起きたトラブルなどを数多く経験。

Relocation TransAmerica, Inc. （リロ・トランスアメリカ）
海外引越し全般・アメリカ国内の住み替えなど
http://www.relo-tra.com

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