干ばつを乗り切る、カリフォルニアの節水対策

干ばつを乗り切る、カリフォルニアの節水対策

更新日: 2016年04月28日

El Niño(エルニーニョ)は水不足5年目に入ったカリフォルニアにとって最高のお客様。

水不足には慣れているカリフォルニア人、またか、と思っていた能天気さんもサンノゼ市の節水条例を見て「本当らしい」と慌てたとか。現在カリフォルニアは観測至上最悪の干ばつとなっています。

各County, Cityでは様々な節水策が掲げられています。どのようなものか幾つかご紹介します。

San Jose市の節水条例(一部)

  • 芝生、草木への水やりは控える(いったん枯れても雨が降ればまた元気になります)

  • どうしても水をあげたい場合、庭の水撒きは夜8時から翌朝10時の間に限定。住所が奇数の家は月曜日と木曜日、偶数の家は火曜日と金曜日、住所のない家は月曜日と木曜日、それ以外の日は水撒きは禁止

  • スプリンクラーの水は歩道や道路へ流れ出すまで撒くのは禁止

  • シャワーが暖かくなるまで流す水は溜めておいて洗車や庭の水撒きに利用する

  • 個人宅のプールの水は1 Foot(約30㎝)以上の入れ替えは禁止。完全に入れ替えが必要な場合はコミュニティのプールを利用する

  • 水漏れを発見したら5日以内に修理する

  • シャワーの時間を5分間短縮する

  • ホテルはゲストに節水に協力する機会を与えること。タオルやシーツの交換は毎日ではなくリクエストがあった場合のみ

  • レストランでは飲み水はリクエストがあった場合のみ提供


昨年暮れから恵みの雨をもたらしているEl Niño(エルニーニョ)。ではカリフォルニアの干ばつはいつ終るの?

山火事は火が消えれば終わり、地震は揺れが収まれば終わり、でも水不足はそう簡単には答えがでないのだそうです。例え大雨が一週間降り続いても、4年以上もの間、乾ききった貯水池や河にはあまり潤いを与えないようです。

専門家の多くが、今年4月まで断続的に雨が降り、雪が降り続いても干ばつが終ったとはまだまだ言えないとの見解を発表しているようです。現時点では、今年10月末までは節水策が続けられるとのことです。州によっては水害も出ているので大声でははばかられますが、カリフォルニア州ではEl Niñoにもう少し頑張っていただきたいところです。

水が無くては生きていられない私達人間、植物、動物。節水してこの干ばつを乗り切りましょう。