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最終回(第100回)「エアーフライヤーでがっつりバーガーを作ろう!!」

アメリカで新生活が始まると日本のスーパーで気軽に、かつ、安価だった食材が急に手に入らなくなり、得意料理のレシピがガラっと変わってしまった、という方も多いかと思います。

海外という慣れない環境で、食材も変わり、家族や自分自身にとって美味しくて健康的で、簡単に作れる料理はなかなか見つけるのが難しいですよね。さらに、日本ではあまり馴染みのないみんなで持ち寄りながらのパーティー「ポットラック」に招待された時のメニューは”日本食が良いのか”、”冷めても美味しいか”、”食べやすいか”など頭を悩ませます。

『みんなのレシピ』では、アメリカ在住暦33年のお料理研究家が日本でもお馴染みの料理から日本ではあまり目にしない食材を使ったレシピまで、誰でも簡単に作れて、健康で、美味しいお料理レシピを紹介していきます。

最終回(第100回)「エアーフライヤーでがっつりバーガーを作ろう!!」


新鮮な野菜や果物が立ち並ぶ季節となりました。皆様の健康を考えてヘルシーな料理を中心に伝えてまいりましたが、今回は100回を記念して、アメリカならではのガッツリと食べられるハンバーガーをご紹介したいと思います。優れもののエアーフライヤーで、美味しく簡単に短時間で作ってみましょう。

今回号のレシピに使うおすすめ食材リスト

牛挽き肉 (88%赤身)
牛肉を食べない方が急増しているとも聞きますが、主に赤身肉なら、良質なタンパク質、鉄分、亜鉛、ビタミンB群を豊富に含んでいるため、筋肉の修復、疲労回復、貧血予防、免疫力向上に高い効果が期待できます。今回は、Costcoで6Lbs約35ドルで購入しました。

スライスチーズ(チェダー、スイス)
チェダーチーズは、英国チェダー村が発祥の、世界でも生産量が多い牛乳由来のセミハードタイプのチーズです。溶けやすいので、様々な加熱料理に幅広く使われています。スイスチーズとは、主にエメンタールに代表される大小の穴が特徴的なハード〜セミハードタイプのチーズで、マイルドで甘みがあり、ナッツのようなコクもあります。プロボローネは、熟成期間によって味が変わるセミハードのチーズで弾力があり、加熱すると良く伸びるので、ピザやホットサンド、グラタンにも良く使われます。今回はSafewayで、各々約4ドルで購入しました。

Portobello mashroom(ポートベロ)
初めて見た時にはあまりに大きくて驚きましたが、オリーブオイルで炒めると独特の旨味があり、食感も肉のようなので、ビーガン料理にはよく使われる食材です。栄養成分も優れていると言われており、時々は食したいものです。今回は、トレーダージョーズにて1パック約3.5ドルで購入しました。

ピクルス
食材4 ハンバーガー大国のアメリカに欠かせないのが、ピクルス。ピクルス用キュウリが液体に詰まっている瓶をスーパーで良く見かけることでしょう。ピクルスに含まれるクエン酸や酢酸の効果で疲労回復、食欲増進、整腸作用等期待できて、何より現代には欠かせないデトックス効果もあるとされているのは嬉しいですね。写真の右側のピクルスはアメリカ産で塩分が強く(キューリ1本370mg) 塩気を強く感じますが、左側のピクルスはドイツ産で塩分の量がアメリカ産の半分以下(キューリ1本150mg) で食べやすい、という大きな違いがあります。ドイツ産の中の液体は、ドレッシングの酢として使うと、非常に美味しいドレッシングになります。アメリカ産は、トレーダージョーズにて約3ドルで購入できます。ドイツ産は、ヨーロッパ系のグロサリーストアで約7ドルで購入しました。

(器具)エアーフライヤー
私のレシピで何度か登場している優れものです。高温の熱風で効率的に加熱するので、素材の旨味を逃がさず脂を落としてふっくらと時短で調理できます。我が家のタイプは一昔前のものですが、それでも大活躍しています。トースター、オーブンの代わりになるのも嬉しいですね。 

(レシピ1) ガッツリハンバーガー

私自身、ハンバーガーを購入することは殆どありませんが、たまにアメリカのがっつりハンバーガーが食べたいと思うことがあります。その時には、自分が納得できる食材を購入して作ります。エアーフライヤーで、肉を焼きますが、失敗もなく短時間でできますので、是非お試しください。

食材と目安の量(4人分) 印はおすすめ食材リストを参照

A
牛挽き肉(赤身88%)・・・1lb
赤ワイン・・・大2
ブラックペッパー・・・小1
ナツメグ・・・小1/3
塩・・・小2/3
れんこん甘酢漬け・・・5枚(粗みじん切り、 第94回「甘酢れんこんの作り置きで毎日の食事を楽しもう!!」を参照)

ローマンレタス・・・4〜5枚
玉ねぎ・・・中1個(2ミリの輪切り、20分程度平たく並べて空気にさらす)
トマト・・・大1個(5ミリの厚さの輪切り)
ベーコン・・・4枚(エアーフライヤーで焼く)
ポートベロ(Portobello)・・・1個(5ミリの千切り、オリーブオイルを入れたフライパンで焼く)
アボカド・・・1個(半分に切り、5ミリの厚さに切る)
チェダースライスチーズ・・・4枚
スイスチーズ・・・4枚

BBQソース・・・適宜
マヨネーズ・・・適宜
マスタード・・・適宜

付け合わせ
ピクルス・・・適宜
ごぼう・・・適宜(第5回「食物繊維たっぷり!ごぼうを使った健康レシピ」を参照)
セロリ・・・適宜(5〜7㎝の長さに切り、ピーナツバターを凹みに載せる)

お料理の手順

牛挽き肉をボールに入れ、赤ワインを入れて混ぜ合わせ、残りのAを入れて粘りが出るまで良く混ぜ合わせる。

1を4等分にし、オイルをまぶして丸く平たくし、エアーフライヤーに入れて400°Fで4分・ひっくり返して2分、両面焼く。

ベーコンをエアーフライヤーで油が落ちる程度に約4分程度焼く。

ポートベロは、フライパンにオリーブオイル、おろしにんにくを入れ、両面こんがりと焼いて、ブラックペッパー、塩を適宜ふりかける。

ローマンレタス、玉ねぎ、トマト、アボカドの状態は写真の通りにスライスする。

付け合わせのセロリは、6センチの長さに切って、ピーナツバターを溝に載せる。
ごぼうは、第5回「食物繊維たっぷり!ごぼうを使った健康レシピ」のレシピを参照。

エアーフライヤーにたまった脂を処理し、庫内をキレイにしてから、パンを焼き、マスタード、マヨネーズを塗り、焼いた肉を載せてBBQソースをたっぷりかけてスライスチーズを重ねて載せ、エアーフライヤーでチーズがとろけるまで焼く。

7を取り出し、写真のように具を重ねていき、最後にパンを載せて上から楊枝を刺してハンバーガーのでき上がり。付け合わせも一緒にお皿に盛り付ければ完成。

このレシピのポイント

挽き肉に赤ワインを入れることによって、肉が柔らかくなります。肉に玉ねぎ、パン粉を混ぜないので、ガッツリとした肉を味わう事ができます。付け合わせのセロリは、溝にピーナツバターを詰めたものですが、スクールで人気のスナックとして喜ばれています。ハンバーガーの後に頂くと、口の中がさっぱりとして、胃もたれが和らぐような気がします。

料理を食べた方の感想

  • 食べごたえがあり、とても美味しかったです。ごぼうのフライも良いですね。
  • 買って食べるハンバーガーより豪華で驚きました。簡単そうなので、作ろうと思います。

(レシピ2) 生春巻ハンバーガー

レシピ1の具を生春巻の皮で包みます。パンを食べたくない人、カロリーや炭水化物を控えている人には喜ばれます。作り方は簡単ですので、是非お試しください。

食材と目安の量(レシピ1の食材を利用) 

レシピ1の食材
生春巻きの皮・・・適宜
水スプレー・・・適宜
ローマンレタス・・・緑の部分の葉2枚

お料理の手順

レシピ1と同じ要領で作りますが、パンは使わないので、肉とBBQソース、スライスチーズはパーチメントペーペーにのせてエアーフライヤーで焼く。 生春巻の皮はまな板に置き、水スプレーを全体にふりかけ、ひっくり返して、裏面を上にして同様にスプレーする。3分程度で柔らかくなる。

1の上にローマンレタスを敷いて、チーズがとけている状態のハンバーグを載せ、レシピ1同様野菜等を重ねていく。最後にローマンレタスを載せて、生春巻きの皮で中央に向かって包む。包んだら、半分に切る。

料理を食べた方の感想

  • パンを食べないようにしているので、生春巻バーガー、安心していただきました。

今回のまとめ

現地のハンバーガーを再現してみましたが、いかがでしたか。エアーフライヤーを利用することによって時間が短縮できるだけでなく、余分な脂を除く事ができて、更に美味しく仕上がり、片付けが楽なのも嬉しいですね。


早いもので、なんと100回目のレシピを迎える事ができました。この回を機に、レシピシリーズはひと区切りとさせて頂きます。これまでご覧頂きまして、本当にありがとうございました。
これからも皆さまの健康と幸せを心よりお祈り申し上げます。

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