みなさま、こんにちは。アメリカ駐在ライフアドバイザーの松谷麻子です。
最近はどこもかしこもアプリの時代ですね。私が初めてアメリカに駐在したのは2009年。当時はiPhoneもまだ普及し始めたばかりで、アプリという言葉すら馴染みがありませんでした。その10年後、2019年に2度目のアメリカ駐在が始まった頃には、さまざまなアプリが登場しており、生活のあらゆる場面で役立つ便利な時代になっていました。
私はすでに2年ほど前にアメリカ駐在を終えましたが、今回はアメリカ生活をサポートしてくれる、日本人に人気のアプリをご紹介したいと思います。
(ちなみにアメリカでは”アプリ”は通じず、Apps(アップス)と呼びます。)
1 Chat GPT
最近読んだ雑誌で、今は、”ググる”ではなく”ジピる”の時代?がやってきたそうで。それくらい私たちの暮らしに馴染み始めたChat GPT。今さら紹介するまでもないほど有名ですが、それでも改めてその便利さには驚かされます。
レポートや資料を作るツール、だと思っている方がもしもいたら、勿体無いです!
見慣れない食材の使い方、メニューを相談、ちょっとした家のトラブルの相談がもちろん、心の悩みも聞いてみるのもおすすめです。子育てに不安、人間関係の悩み、自分のキャリアに迷った時、そんな時も、きっとあなたの味方になってくれます。
2 翻訳ツール
駐在中の大きな壁といえば、英語でのやり取り。
手続き、買い物、病院、学校の書類など、すべて英語です。でも翻訳アプリがあれば、その不安はかなり軽減されます。 自分の書いた英語の添削も簡単にできますので、ミスコミュニケーションも減らせます。
カメラをかざせばすぐに日本語で分かるので、どんな場面にも大活躍。食材の買い物などにも大活躍です。
- DeepL 自然な文章へ変換が得意。
- Google 翻訳 対応言語が豊富、
- どちらもカメラ翻訳機能、聞き取り機能も搭載されています。
3 語学学習ツール
翻訳ツールが便利でも、実際に対面でお話しするときは自分の英語力が鍵となります。私も何度心が折れたかわかりません。語学学校に通えなくても、語学学習ツールのアプリは家での隙間時間を活用できる強い味方です。
- Duolingo ゲーム感覚で語学を学ぶことができる
- ELSA Speak 発音をチェックしてくれる。発音矯正したい人向け
- Youglish 英単語を検索にかけると、YouTube上でその単語が使われているシーンを表示。
4 ショッピング
アプリ経由で買い物をすると、キャッシュバックや割引が受けられる場合も。
よく行くお店のアプリはぜひインストールしておきましょう。
- Flipp 近所のお店のチラシやクーポンを確認できる
- Instacart / Amazon Fresh/Fresh Direct 食材日用品専門宅配
- Weee! アジア食材専門宅配で日本製品の日用品なども取り揃えている
- Amazon WholeFoodsではAmazon Prime会員特典もあり。
5 ポイ活、節約アプリ
アメリカにもたくさんのポイ活や節約アプリがあります。最も有名なのが日本の楽天が運営しているRakuten。日本の楽天市場のように多店舗のネットショッピングができるサイトではありません。
- Rakuten Rakuten経由で買い物をするとキャッシュバックが得られる。数%からセール時期には40%などになることも。紹介すると30ドルキャッシュバックあり。
- iBotta 対象商品を購入したレシートをアップするとキャッシュバック
※ポイ活は奥が深いので、「アメリカ ポイ活」などで検索してみると、攻略情報もたくさん見つかりますよ。
6 犯罪チェックアプリ
「自分の身は自分で守る」――これはアメリカ生活で痛感したことのひとつです。
便利でお得なアプリだけでなく、安全を守るためのアプリも欠かせません。
- Citizen/Spot Crime 家の近くで起きた犯罪をリアルタイムでチェックできる。
- Nextdoor 地域の掲示板アプリ。ローカルな情報交換や防犯情報も。
また、アプリではありませんが、性犯罪者の居住エリアが確認できるFamily Watch Dogなどの犯罪マップサイトも、家探し時に役立ちます。
終わりに
海外生活は、知らないこと・分からないことの連続。
だからこそ、検索するより早く必要な情報にアクセスできるアプリは本当に便利です。
ぜひこれらのアプリを上手に活用して、効率よく、そして安心してアメリカ生活を楽しんでくださいね!