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在住者がお伝えする!アメリカ生活情報まとめ

アメリカに移住されて、日本の文化と異なる点が多くて戸惑われることもあるかと思います。
アメリカ生活に少しでも早く慣れて安心して暮らしていけるような情報をまとめてみました。

交通事情

アメリカと日本ではハンドルや道路も反対になるので混乱することも多いかと思います。
その中でも特に日本人が間違えやすい交通ルールTOP5をご紹介します。

アメリカ全土で「歩行者優先」なので、違反の罰金も高額

日本では横断歩道に歩行者がいても車が曲がることがありますが、アメリカでは基本的に歩行者優先の為、「横断歩道に人が見えたら止まる」ことが多いです。「歩行者が立っているだけでも車が止まる必要があるかどうか」などの詳細は、州によって異なりますので、運転免許を取得される際にご確認ください。

赤信号でも右折OK

基本的には停止線でいったん完全に停止し、歩行者や車がいなければ右折可能です。
※ただし「NO TURN ON RED(赤信号での右折禁止)」という標識がある交差点では不可。

スクールバスを見かけたら要注意 

スクールバスが STOPサインを出して赤色ライトを点滅、子どもがスクールバスで乗り降りしている間は絶対に発進してはいけません。違反すると重い罰金・免許停止になる州も多いので注意が必要です。

(例)

  • 車線道路(中央分離帯なし)の場合
    前後のすべての車両が停止義務あり
  • 中央に分離帯がある道路
    スクールバスと同じ方向の車だけが停止
  • 同じ方向に複数車線がある道路
    バスと同じ方向の車は停止、反対方向は進行可能

高速道路(ハイウェイ)

基本的に無料ですが、一部有料道路(toll road)もあるので運転中にサインを見逃しないようにご注意ください。また、カリフォルニアなどでは2人以上乗車していれば優先的に走行できる「Carpool Lane(2人以上で乗る車専用レーン)」が一番左にあります。2人以上の乗車でお急ぎの場合にはお勧めです。

四方一時停止(4-way stop)

アメリカには信号機がなく、4つの交差点の 全方向に STOP サイン が設置されている交差点をよく見かけます。この交差点に入る前には、停止線で必ず完全にタイヤを止めた状態で停止、止まった車の順番「到着順」に進む譲り合いのルールがあります。その為、自分がいつ到着したかを覚えておく必要があります。

線路があっても止まらない

アメリカの鉄道は、日本ほど生活道路と交差していないので、一時停止の義務はありません。そのため警報も遮断機も作動していなければ、そのまま通過してOK。遮断機が閉まり、警報が鳴っているときだけ停止が必要です。

スーパーマーケット

日常生活で必ず必要なスーパーマーケット。基本的には日本と同じですが、アメリカらしい文化をご紹介します。

野菜、果物は量り売りが多い

日本と異なり、アメリカでは自分が欲しい分だけ購入できます。バナナも房で購入しなくても1本からでも購入可能。金額は近くにある測りに載せて確認できます。

野菜や果物の単位は「lb」か「each(ea)」

野菜や果物などは、プライスの右下に小さく単位が書いてあります。
1 lb = 約453.6グラムなので、約 450g(約0.45kg) と覚えると便利
each(ea) =重さに関係なく、個数ごとの値段

レジの袋詰め

購入した商品は、基本的にレジの方が袋に詰めてくれる場合が多いので、バッグを持参している場合は、先にお渡します。紙袋やビニール袋が無料か有料かはお店によって異なるので確認が必要ですが、車移動が多いアメリカでは大きな保冷バッグを持参される方が多いです。

レジでの「キャッシュバック」制度

デビットカードで支払いをする場合、「キャッシュバック」制度が利用できます。これは、金額を指定すると自分の銀行口座からその金額が差し引かれて、レジからもらえるシステムです。銀行にいきたくないけれど、現金が少し必要な場合に便利です。

レストラン

アメリカのレストランでは、テーブルごとにウェイターさんが担当制でつく為、日本と異なる点をご紹介します。

担当のウェイターさんに依頼する

基本的にウェイターさんはテーブル担当制の為、見回ってくれています。その為、日本のようにウェイターさんの誰にでも声をかけるのではなく、担当のウェイターさんに、アイコンタクトか手を挙げて依頼します。

チップは税抜き金額にかけて計算

チップは税抜き前の金額に対して ×(15〜20%)で計算して支払います。
税金が含まれた最終金額にかけない様にご注意ください。

クレジットカード支払いの場合

アメリカのレストランでクレジットカードを使って支払う場合は、伝票ホルダーにクレジットカードをいれて先に渡します。ウェイターさんは、「食事代のみ」でカード決済の仮処理手続きを行った後に、伝票ホルダーにクレジットカードお返ししますので、テーブルでレシートにチップ額(15%、18%、20%など)を書き込めば、帰ることができます。
最近では、タブレット決済端末の普及で、会計時にタッチパネルでチップを選ぶ方式 が増えています。