アメリカに渡米して、多くの日本人の方が直面するのが「英語の壁」かと思います。
日常会話はある程度できても、病院・学校・役所・仕事の場面では戸惑うことが多く、「きちんと英語を学び直したい」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実はアメリカには、英語が第二言語(Second Language)の大人向けに、無料または、ほぼ無料で通えるESL(English as a Second Language)教育制度があります。

Q1 なぜアメリカではESLが無料?
A: アメリカでは、英語が母語でない大人に対して「言語の壁によって社会から取り残されないようにする」ことが、国や州の政策として定められています。そのため、公立のAdult SchoolやCommunity Collegeの一部クラスは、公教育の一環として学費が無料で提供されています。
この仕組みによって、ビザの種類を細かく問われないケースも多く、日本人にとって利用しやすい制度です。
Q2 英語が全く話せなくても大丈夫?
A: ESL学校は初心者向けのクラスから用意されています。入学時に簡単なレベルチェックがありますが、落とすためのものではなく、適切なクラスに分けるためのものなので緊張しないで行かれてみてください。

Q3 どんな種類のESL学校があるの?
A: 州によって異なりますが、だいたい3つの選択肢があります。
1つ目は Adult School(成人公立学校)。生活英語や会話中心で、無料のクラスが多いです。
2つ目は Community CollegeのNoncredit ESL。将来仕事や進学につなげたい人向けで、こちらも無料または低額です。
3つ目は 図書館や市主催のESLクラス。気軽に始めたい人に向いています。
Q4 自分にはどのESLが合っている?
A: 目的によって選ぶのがおすすめです。
日常生活に慣れたい、友達を作りたい場合は、Adult School。
仕事や資格取得を視野に入れているなら、Community CollegeのNoncredit ESL。
まず英語に慣れたい、ブランクがある場合は図書館や市のクラスが向いています。
特にCommunity Collegeのクラスは、自分のキャリアプランに合わせたクラスも多く、充実しています。
どのESLクラスも期の途中で変更する人や辞める人も多く、気軽に通うことが出来ます。


Q5 どんなビザならESL学校に通えるの?
A: 多くのESL学校は学位を出さないため、学生ビザ(F-1)は不要です。
永住権、就労ビザ、駐在帯同ビザ、配偶者ビザなどで通えるケースが一般的です。
Q6 子育て中や仕事があっても通える?
多くのESLでは、昼・夜・オンラインなど複数の選択肢があるので、共働きや子育て世代でも通っていらっしゃる方がたくさんいます。
通うまでの流れ
- 住所が決まる
「Adult Education」「ESL」「Noncredit」というワードでネット検索
※注意事項:「English School」「Language School」で検索すると、私立の有料の語学学校も出てくるのでお気をつけください - 学校にお問い合わせ
- オンラインまたは対面でレベルチェック
- 自分の英語レベルに合ったクラスに登録
- 通学スタート

アメリカでは、大人でも「第二カ国語」であることを理由に、無料で学び直すチャンスが用意されています。アメリカにいるメリットを活かして、お金をかけずに現地に溶け込みながら英語を学んでみませんか?






