第2回「帯同中に知っておきたい3つのこと」

第2回「帯同中に知っておきたい3つのこと」

「これから仕事をどうしようかな」と考える駐在妻のみなさんの役に立つ情報をお届けします!

更新日: 2021年11月17日

駐妻キャリア支援の「CAREER MARK」です。
私たちは駐在妻のキャリアサポートを専門に2018年からサービスを行っています。

セミナーや個別面談、そして企業へのご紹介を通じて、「また働きたい」と考える駐在妻のみなさんと企業の橋渡しをしています。

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第2回 帯同中に知っておきたい3つのこと

前回は、駐在帯同をブランクにしないために「自分で決めたことを始めよう!」という話を紹介しました。
今回は帰国後の復職に向けて帯同中にできることを紹介します。

仕事を辞めて駐在帯同した方からは、
「働きたいという気持ちがいつも心のどこかにある」
という話をよく聞きます。

でも実際には現地での仕事にはたくさんのハードルがありますよね。
ビザだけでなく、夫の勤務先の規定で働けないこともありますし、子どもの預け先の確保だって難関です。
そもそも海外で働くこと自体、ものすごく大変なことです。

そして、せっかくだから家族との時間を大切にしたいと思う方もたくさんいると思います。

実は、駐在帯同前後で「キャリア」に対する考えが変わるのはよくあることなのです。

渡航前は仕事で成果を出すことが最優先だったという方が、帯同中のさまざまな経験ー例えば家族との時間を大切にした暮らしや海外の働き方を間近に見たことなどーを通じて、本帰国後は人生の中心を「仕事」ではなく「自分の大切なもの」にしたい、とおっしゃることはとても多いです。

家族との時間を大切にした働き方をしたい。
そのために自分の軸になるものを見つけたい。

帰国後にそうした思いを口にする方はたくさんいるんですよ。
これこそ、駐在帯同があったからこそできる、キャリアの見直しのチャンス!
自分の意思で自分の望む生き方や働き方を選んでいく「キャリア・ブランディング」の機会です。

これまでCAREER MARKではたくさんの駐在妻のみなさんの「キャリア・ブランディング」をサポートしてきました。

帯同中こそ「自分軸」を知るチャンス

自分の望む生き方や働き方って、どうやって実現していけばいいのでしょうか?
実現している方にはいくつかの共通点があります。

ヨーロッパで駐在帯同生活を送ったMさんの例を紹介したいと思います。

Mさんは現地でママ友を作ったり英会話スクールに通ったりして楽しく過ごしていましたが、どうしても充実感が得られなかったそうです。そこで勇気を出してアルバイトを始めてみました。

渡航前は海外出張も厭わず働いていたMさん。アルバイトという働き方なので何か特別なスキルを得るためというよりは、とにかく働いてみたかったとのこと。
実際に働き始めると、渡航前の仕事と同じ業界だったので「やっぱりこの仕事が好き!」と思ったそう。

そして異文化でも対人スキルや折衝力などを発揮できる自分を発見しました。なにより、家族も大切にする働き方のイメージが持てたそうです。

Mさんが現地就労で得たのは、自分への自信とやりたい仕事への確信でした。

こうして「やりたいこと」「できること」「こだわらなくてもいいこと」が明確になったMさんは、帰国後復職のための面接でも企業からの評価が高く、スムーズに復職先が決まりました。

そしてMさん自身が「この先3年は子育てを優先させた働き方をする」「この業界で専門性を高める」という、人生と仕事における「自分軸」を確立できたことが大きかったそうです。

帯同で仕事を辞めたことで「会社軸」ではなく「自分軸」で人生の優先順位を決めることになったわけですが、Mさんのもやもやは晴れ、駐在帯同経験をとても前向きに捉えられるようになったそうですよ。

今の私の「Will、Can、Must」を知ろう

仕事探しのひとつの指標として有名な「Will、Can、Must」。
WillとCanとMustがすべて重なる仕事が自分に合う仕事と言われています。

このWill、Can、Mustのワーク、就職活動のときにやったという方もいるかもしれませんね。

このうち、Willはひとりでも見つけることができます。
でも、CanとMustは自分を評価してくれる誰かがいてこそ知ることができるものです。


そのためには、やはり誰かと一緒に自分の力を試して「これは得意だな」「これまでやったことないけどこんなこともできるな」と相手の反応を見ながら知ることが一番です。
これは正社員でなければできないわけではなく、アルバイトなど短時間の仕事でも可能ですし、インターンやボランティアでも得ることができる経験です。

さて、さまざまな経験をした今のあなたのWill、Can、Mustはなんでしょうか?

それを考えるだけでも「私の望む生き方・働き方」を知ることになります。そして3つが重なり合う部分は、「自分軸」とも言えますね。

CAREER MARKでは駐在妻のみなさんの復職に向けたサポートをしていますが、中途採用が新卒採用と大きく違うところは「うちの会社で何ができるか」を厳しく問われるという点です。

したがって、どこで何をしてきたかという過去ではなく、ここで何ができるかという未来を語れなければいけません。

駐在妻が帰国してからスムーズに復職できるかどうかを分けるのがこの点なのです。

現地で正社員だったからすぐに復職できるかと言えばそうでもなく、ボランティア活動だから評価されないかと言うとそうでもありません。

どんな経験であっても
「そこでどんな力を獲得し、それをこの会社でどう活かすか」
を伝えられることが求められます。

そのためには、やはり自分自身が「何がしたいか」「どこまでできるか」を知る機会がとても大切なのです。

もちろんCAREER MARKでも、「1on1キャリアサポート」などのサービスを通じてお手伝いしますよ!


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