ニューヨークの大イベント「全米オープンテニス」

ニューヨークの大イベント「全米オープンテニス」

更新日: 2018年07月25日

今年もこのイベントの季節がやって参りました!ニューヨークの大イベントの一つで、2014年に錦織選手が日本人シングルスで初めて決勝まで勝ち上がり、2016年は当時世界ランキング1位のアンディマレー選手を破り見事ベスト4まで勝ち上がった「全米オープンテニス」です。昨年ケガで出れなかっただけに今年は是非頑張って欲しいですよね。
開催場所は、クイーンズにあるフラッシング・メドウのUSTAナショナル・テニス・センターとなり、ニューヨークメッツの本拠地シティ・フィールドスタジアムから地下鉄の駅を挟んだ真向かいに位置しています。
また、今年は新しく建設された「ルイ・アームストロング・スタジアム」が初お披露目となります。当初1万人の収容だったスタジアムが1.5万人が収容が可能になり、ナイター用のセッションが新設されました。この新しいコートで注目選手のカードが組まれることになると思います。
2018年全米オープンテニスの日程は、8月27日(月)~9月9日(日)、今年の全米オープンの見所や注目選手をご紹介いたします。

全米オープンってそもそも何?そんなにすごい大会?

テニスをあまり知らない方は馴染みがないかもしれませんが、よくテレビなどで「錦織選手の世界ランキングが5位に上昇」などと聞いたことはありませんか? プロテニス選手は、年間世界各地で行われるテニスの大会に出場し、そこで獲得できるポイントでランキングを争っています。
ランキング上位者であればあるほど、次の大会で有利なシード権を獲得でき、1回戦免除であったり、2回戦・3回戦などでは 他の上位シード選出とは対戦しない有利なポジションが獲得できるのです。

そんな大会が世界の至るところで年間数十回と開催されているわけですが、大会毎に格付けが変わります。 より格付けの高い大会で優勝する方が、小さな大会で複数回優勝するよりも多くポイントがもらえます。 全米オープンはというと、全豪、全英(ウィンブルドン)、全仏と並ぶ「4大大会」という最も格付けが高い大会になります。
年間スケジュールでいうと、他3つの4大大会は既に終了しており、この全米オープンが2018年最後の4大大会となる為、 各選手が2018年のラインキング上位を狙う為、照準を合わせてくると思われます。

皆さんは「グランドスラム(Grand Slam)」何て言葉を耳にした事はありませんか?4大大会は、別名グランドスラムとも呼ばれています。”グランドスラム初制覇”というのは、4大大会どれかの試合で初めて優勝する事を意味します。
少しややこしいのが、1人の選手が4つの大会すべてで優勝する事を「グランドスラムを達成する」と表現されるので、どちらの意味で使われているのか混乱しないようにしてくださいね。

どうやったら試合が見れるの?チケットは?

チケットは大きく分けて2種類あります。
1つ目は、「Grands Admission(グランドアドミッション)」という一般的なチケット。このチケットを購入すれば、メインスタジアム「アーサーアッシュスタジアム(Arthur Ashe Stadium)」にはアクセスできませんが、その他全てのコートの指定席以外は早いもの順で席に着くことができます。その日に誰が、どこのコートで試合をするかをチェックし、目的コートへなるべく早めに行き良い席を見つけましょう。
また、どうしても特定の試合を、ベストシートで見たい方は、たとえ試合開始が夕方であっても午前中からそのコートに居続ける事をおススメします。

2つ目が、指定席チケットです。メインスタジアム「アーサーアッシュスタジアム(Arthur Ashe Stadium)」や観客席が多いスタジアムコートは早いもの順ではなく、指定席が基本です。
アーサーアッシュ以外のコートには、指定席エリアと自由席エリアが混在しています。冒頭ご紹介したように、今年は「ルイ・アームストロング・スタジアム」が初お披露目となるので注目カードが組まれる事が予想されます。良い席で見たい選手がプレイする際は指定席のチケットをお勧めします。「グランドパスと同様に、どのコートでもアクセスできる事に変わりはありません。
1回戦や2回戦でも有名な選手や地元の人気選手が試合を行う予定なので、「せっかくだから大きなスタジアムの雰囲気を味わいたい!」という方はチケットマスターなどで日程と座席、価格を見ながら事前に購入されることをおススメします。

また、「グランドアドミッション」であれば当日でも購入できるかもしれませんが、当日並ぶことが面倒な方や入手できるか心配な方は事前に購入されておいた方が良いと思います。
●Ticket Master公式サイト-全米オープンテニス

また、どんな選手の対戦になるかでチケット価格が変動し、場合によっては通常よりかなり安価にチケットが手に入るサイトが、「Stub Hub」。ギリギリまで粘れる方にはおススメです。
1点ご注意いただきたいのは、たとえ見たい試合が夕方からのスケジュールだとしてもStub Hubはその日のイベント開始時間が過ぎると購入が出来なくなるのでご注意くださいね。
●Stub Hub公式サイト-全米オープンテニス

今年の大注目!海外&日本人選手!

今年の全米オープンの注目選手をご紹介します。

<男子>

・海外
●ラファエル・ナダル(スペイン)
現在世界ランキング1位。2018年は絶好調、今年の全仏オープンで前人未到の11度目の同一大会優勝を記録。昨年を含み3回全米オープンを制しており優勝候補筆頭。
●ロジャー・フェデラー(スイス)
現在世界ランキング2位。今年は全豪オープンで見事優勝。男子のプロテニス史上最も多く4大大会で優勝している選手。生きる伝説とまで言われている名プレイヤー。彼の華麗なプレーが見れるのもあと数年なので彼の試合はおススメです。
●ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
現在世界ランキング10位で、元世界ランキング1位。昨年半ばにケガでツアーから離脱。今年は直近のウィンブルドンで見事復活優勝しており全盛期の調子を取り戻しつつある。
●アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)
現在世界ランキング3位。21歳という若さながら既に世界のトッププレーヤー。198cmの長身からのサーブと力強いストロークが持ち味。テニス以外でも端整な顔立ちでとても人気が高く、将来を注目される選手。

・日本
●錦織 圭・・・言わずと知れたテニス界のスーパースター。2014年全米オープン準優勝。昨年は全米オープン直前の練習で手首のケガで離脱。現在のランキングは20位。2014年(準優勝)、2016年(ベスト4)となぜか偶数年に良い成績を残しており、2018年期待が大きい!
●杉田 祐一・・・現在世界ランキングは錦織に次ぐ70位。昨年6月のアンタルヤオープンでATPツアー初優勝で、松岡修造、錦織圭に続く日本人3人目の快挙を達成。
●ダニエル太郎・・・現在世界ランキング88位。日本人の母、アメリカ人の父のハーフ。今年は元世界No.1のジョコビッチを破る大金星やイスタンブールOPでは日本人4人目のツアー優勝を果たす。

<女子>

・海外
●シモナ・ハレプ(ルーマニア)・・・現在世界ランキング1位。ルーマニア人で初の女子シングルスランキング1位。今年の全仏で初の4大大会を制し勢いに乗っている選手。全米OP優勝候補の一人。
●アンゲリク・ケルバー(ドイツ)・・・現在世界ランキング4位。2016年に2度4大大会を制したものの、2017年大スランプ。今年は直前のウィンブルドンで優勝と復活。完全復活となるか全米OPで注目される一人。
●セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)・・・現在世界ランキング27位。昨年産休で順位を落としてはいるものの、直前のウィンブルドンでは準優勝。地元となる全米OPでの優勝に期待がかかる。

・日本
●大阪 なおみ・・・現在世界ランキング49位。日本人の母、ハイチ人の父とのハーフ。200km/hサーブを武器とする日本女子注目選手。2016年でシード選手をあと1歩まで追い詰めての逆転負け。今年は一回り大きくなったプレーで昨年のリベンジに期待したい。
●女子ダブルス・・・昨年の全豪OPでは穂積絵莉&加藤未唯でベスト4、今年の全仏では穂積絵莉&二宮真琴と3人が同級生という事もあり、息の合った若さあふれるプレーに注目。

※上記ランキングは、2018年7月24時点

意外と知られていないフリーエントリーの日!?

お金を払ってまで観に行きたくはないけど、全米オープンの雰囲気は味わってみたい方におススメなのが、「フリーエントリーの日」。
冒頭で8月27日~とお伝えしましたが、これは本戦大会の日程です。実は、この前に8月21日(火)~24日(金)で本戦出場をかけた予選大会が開催され、この期間はチケットは買わずに無料で試合を見ることができます。
「タダなんだから、どうせ大した選手が出ないんでしょ?」と侮ること無かれ。日本のトップで、有明コロシアムなどで開催される大会に出る選手なども予選からの出場がほとんどです。
つまり、日本ではお金を払って観るような選手の試合が、この全米オープンの会場で、しかも無料で見られるなんてとってもラッキーな事なのです。

試合後に、運よくサインなどももらえるかも知れませんよ。
USTA National tennis center
Corona Park, Queens, NY 11368, USA
http://www.usopen.org/