期間限定で開催「ミシガンルネッサンスフェスティバル」
期間限定で開催「ミシガンルネッサンスフェスティバル」
デトロイトから車で1時間。ルネサンス時代が気軽に味わえるイベントをご紹介
更新日: 2018年07月24日
みなさん、今年の夏はどのように過ごされていますか?
日本への一時帰国や、南米、ヨーロッパ等へご旅行される方も大勢いらっしゃると思います。遠方に出かけなくても、日常とは違う異空間を味わってみたいという方や、お子様連れで週末どこかに出かけたいという方に、今回はミシガン州のHolly(ホリー)で開催される「ミシガン ルネッサンスフェスティバル」をご紹介させて頂きます。
ミシガン ルネッサンスフェスティバルは、16世紀のヨーロッパをテーマに街並みや、当時のエンターテイメントを再現したイベントです。広さにして17エーカー(東京ドーム約1.5個分)ある村が作られ、その敷地内でショーが繰り広げられます。その他、楽器の演奏、クラフトなどの出店もあり、このイベントに訪れる人たちは地元ミシガンからはもとより、近隣他州や遠くはお隣のカナダからも訪れるそうです。
パフォーマンスは、若い女性による洗濯ショー、骸骨を使ったパペットショー、衣装を纏った人自身が駒となる人間チェスなどの数々のショーが、17もあるステージ上や、道のあちらこちらで行われます。
中でも、鎧を着た騎士が馬にまたがり、槍で戦う馬上槍試合のパフォーマンスは、なかなか実際に見る機会がないですし、パフォーマンスとはいえ一騎打ちで戦う姿を目前で見るのは緊迫感があって見ごたえがあるようで一番人気だそうです。
音楽もステージでの演奏に加え、マーチングバンドが路上を練り歩きながらの演奏もあります。クラフトは、皮革、ガラス製品、ジュエリー、ルネッサンス当時の衣服等が販売されており、職人による実演が見学できるのも楽しみの一つだと思います。イベント敷地内では、主催者側のスタッフの達がルネッサンス時代の色々な階級の衣装を着て歩いているので、パフォーマンスがない時も、当時の雰囲気を楽しむことができます。また、アップルダンプリング、スープ、スコッチエッグなどの出店もありますので、朝からご家族で出かけられ、ランチを食べて午後からもパフォーマンスを見て一日楽しむことができると思います。イベント期間内の動員数も毎年なんと25万人とかなり大きなイベントですので、まだ行かれたことがない方は、是非行ってみてはいかがでしょうか?