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夏~秋、足を延ばしてカナダ旅行はいかが!?

みなさま、こんにちは。 
今回は、ニューヨークから飛行機で1時間半ほどでアクセスできる、カナダ・ケベック州のモントリオールとケベック市の魅力をご紹介します。 

まずは、芸術と文化、食が融合する街モントリオールから。2025年の夏、Plateau-Mont-Royal地区のモンロワイヤル通り(Avenue du Mont-Royal)では9月1日まで歩行者天国となり、さらにサン・ローラン大通りまでの延長区間は10月13日まで車両通行止め。おしゃれなカフェやレストラン、個性豊かなショップが通りを彩り、屋外ファームや休憩スペースも設置され、散策が楽しいエリアとなっています。 

石畳が美しいDuluth通りも10月13日まで歩行者専用となり、ワイン持ち込み可能なレストランや、夏季限定のポップアップマーケット、パフォーマンスイベントなどが開催される予定です。 

モントリオールでぜひ訪れたいスポットのひとつが、モントリオール美術館(Montreal Museum of Fine Arts)です。カナダ最大級のこの美術館は、古典から現代アート、装飾芸術、音楽関連展示まで幅広いコレクションを誇り、建築的にも美しい館内はゆったりとした空間設計で、アートに没入できる時間を楽しめます。 

なお、モントリオールを含むケベック州はフランス語が第一言語。道路標識やメニューもフランス語が基本ですが、実際には多くの住民が英語にも堪能で観光客にとても親切です。 

ちなみにKFCも、フランス語に合わせてPFK(Poulet Frit Kentucky)と表記されているのは、この地域ならではのユニークな文化です。 

グルメも忘れてはいけません。モントリオールの名物プーティン(Poutine)は、フライドポテトにグレイビーソースとチーズカードをかけた絶品のカナダB級グルメ、ビールに驚くほど合います。 

地元で有名な店「La Banquise」では、クラシックから創作系まで30種類以上のプーティンが楽しめ、24時間営業でいつでも立ち寄れる人気スポットです。 

モントリオールはベーグルがとても有名で、その有名店のひとつがFairmount Bagelです。日本でよく食べられているベーグルはNYベーグルで、生地をお湯で茹でてオーブンで焼くスタイルですが、モントリオールベーグルは一回り小さく、蜂蜜を入れたお湯で茹でて石窯で焼かれています。 

さらに、モントリオールから車で約3時間のケベック市(Québec City)も、石畳の旧市街が世界遺産に登録されており、歴史ある雰囲気が魅力。ここでおすすめしたいのが、地元で「ケベック一」と評されるサンドイッチ店「PAPA Sandwich」。ジューシーなローストビーフとガーリックアイオリを合わせた看板メニュー「Le PAPA」は、旅行中のランチにぴったりの逸品です。 

この夏は、ニューヨークからひと足伸ばして、カナダのアートと文化、美食の旅を楽しんでみませんか? 
芸術とグルメ、そしてフランスの香りに包まれる特別なひとときが、きっと特別な思い出になることでしょう。