ボストンの有名老舗シーフードレストラン「NO NAME」
ボストンの有名老舗シーフードレストラン「NO NAME」
世界の観光客からボストンでの一押しのレストランと言われるほどのシーフード有名店をご紹介
更新日: 2019年04月25日
こんにちは、ボストンオフィスです。
みなさんご存知の通りボストンは港街なので、地元でいろいろ新鮮な魚を獲る事ができます。その為、この辺りには新鮮な魚を使ったおいしい料理を提供するシーフードレストランがたくさんあります。
今回はその中でも家族経営で一番歴史が長く、そのおいしさが世界中に知られているお店「NO NAME」をご紹介します。
レストランの名前を聞くと、思わず笑ってしまうほどなんてユーモアのある名前なんだろう、と思いますよね?実は、その名前の由来にはこんなエピソードがあるそうです。
時期としては、第一世界大戦開始の直前、ボストンレッドソックスの球団オーナーだったハリーフレイジーがニューヨークヤンキースにベーブルースを放出し話題となった約1年前になります。
レストランの創業者であるNick Contos(ニック コントス)はサウスボストンのFish Pier(フィッシュピア)という町でシーフード屋台を開店させました。当時ニックはそのお店に名前を付けていなかったそうです。
その後、お店は評判になったのですが、お店に名前がなかった為、常連客の間で「NO NAME」と呼ばれるようになったそうです。時が経つにつれて、いつの間にかその「NO NAME」自体がニックのお店の名前として定着していったそうです。
「NO NAME」がそんなに世間で使われているのならという事でニックはこのレストラン名を正式に「NO NAME」とする事にしたそうです。
現在のお店は二階建のレストランで、窓際には広いデッキがあるので海の風景を鑑賞しながらシーフードを楽しむ事ができます。
また、お店全体がまるで船の上にいるような雰囲気になっています。
有名人が訪れた写真がたくさん飾ってあり、No Name の創業者とKFCの創業者、カーネルサンダースが一緒に撮った写真も飾られていました。
現マサチューセッツの女性上議員で次期大統領に出馬する予定のElizabeth Warrenが訪れた時の写真や、また有名俳優、ジャーナリスト、アスリートとの写真が所狭しと飾ってありました。
今回筆者が訪れた時は、二人で下記のメニューを注文しました。
まずは、NO NAMEで一押しのSeafood Chowderです。
ボストンだとClam Chowderで有名で、味が似てるかと思う方も居るかもしれませんが、全く違いました。
スープはどろどろなタイプではなく、半透明でサラサラ系、大き目にカットされた魚が入っていて、食べごたえがありとても美味しかったです。
魚の種類はシーズンに合った旬な魚を使っているそうです。
次のメニューはにSauteed Lobsterで、値段は$27ぐらいです。
最後のメニューはSeafood Platterで、こちらも値段は$27ぐらいです。
そとはクリスピーで、サクサクと歯ごたえがあり、中はジューシで海の味を楽しめます。
そのほかにもSteamed Lobster, Lobster salad, Lobster roll、デザートなどもあります。
リダックおススメレストランがテーマではありますが、このお店は世界の観光客からボストンでの一押しのレストランと言われるほどのお店なので、住んで居る方はもちろん、旅行や出張などでボストンに来られるときは、ぜひ足を運んでみてください。
NoName Restaurant