ニューヨーク州最東端「モントーク」へ週末にお出かけ
ニューヨーク州最東端「モントーク」へ週末にお出かけ
マンハッタンから車で2時間半の場所にある釣りが楽しめるスポットをご紹介
更新日: 2018年06月25日
こんにちは、ニューヨークオフィスです。
今回、週末にご家族やご友人と日帰りで行けるお出かけススメのスポットとしてニューヨーク州最東端にある小さな港町”Montauk(モントーク)”をご紹介したいと思います。
モントークまでは車で行くとマンハッタンから2時間半~3時間ほどかかります。また、電車で行かれる方はマンハッタンのペンステーション駅からロングアイランドレールロード(LIRR)を使い約3時間半で行くことができます。 途中でEast Hampton(イーストハンプトン)という超高級リゾート地を通り過ぎ、終点まで行くとモントーク駅に到着です。
今回ご紹介するモントークでのアクティビティは”釣り”です。実は、モントークは釣りをする場所としてとても有名で、Striped Bass(ストライプバス)、Fluke(フルーク=ヒラメ)などを狙って多くの釣りマニアが訪れる場所になります。
以前、友人達とボートをチャーターし、日帰り釣り旅行をしてきたので、体験談として皆さまにご紹介したいと思います。ちなみに筆者は全くの釣り初心者でした。
まずは釣りのボートを見つけよう
私が乗船したボートは、”ADAH-K”というボートで、Dave Kohlusという陽気な船長が乗っている船を友人にチャーターしてもらいました。
私が乗船した時は、自分を含め合計6名の貸し切りで$800(チップ代込み)でした。我々以外に、船長のDaveと、釣り全般のお手伝いをしてくれる乗り組み員1名(リッチー)が乗船してくれました。
ちなみにリッチーは「FishAholic Fishing」というYoutubeチャンネルを運営しているユーチューバ―の方で、釣りのスペシャリストでした。
全くの初心者だった自分にとって彼の存在はとても大きかったです。
事前に予約をしていたので、手続きだけサッと済ませ乗船したのは11時30分頃でした。
港から出航すると、モントークの海を知り尽くした、この道40年以上の経験を持つ船長のデーブが、狙った魚が釣れるスポットまで30分ほどで移動してくれました。
この日は写真を見て頂くとわかるのですが、晴天で船に乗っているだけ気持ちが良かったです。波は比較的穏やかな方でしたが、船に乗る事に慣れていない方は〝Motion Sickness(酔い止め)”を前もって飲んでおくことをお勧めします。
最初のターゲットはストライプバスという魚で、釣り人の間では”ストライパー”と呼ばれています。日本名だと、シマスズキと呼ばれるそうです。”バス”という名前が付きますが、日本でよく聞くブラックバスとは種類が異なるようです。
この日は天気が良く、船長の狙いもバッチリ当たり、たくさんのストライパーが釣れました。せっかく釣れた魚をリッチーが海にかえすと言うので、理由を聞いてみると実は持って帰って良いサイズが魚の種類毎に決まっているそうです。
それでも、その日はとにかく大漁で持って帰れるサイズより遥かに大きな魚が釣れました。
ストライパーの次のターゲットはヒラメ。釣ったヒラメを刺身で食べたい!という事で釣り上げる前から気合い十分でした。
この日はヒラメもたくさん釣れましたが、持って帰って良いサイズのヒラメになかなか出会うことができませんでした。10~15匹くらいを釣り上げ、帰りの時間もあり、焦りの色が見え始めたその時、友人が1匹大きなヒラメを釣り上げました!ナイス。
結局、午前11時頃乗船した船が、出航したハーバーに戻ってきたのは午後16時頃でした。5時間での成果はこちら
釣り上げた魚はこのままの状態だととても持ち帰れる大きさではないので、リッチーに頼むと手際よくアッという間に捌いてくれます。
最後に、今回は釣りの初心者の筆者でしたが、貸し切りボートで釣りのお手伝いもしてくれる方もいて、とても楽しく釣りをする事ができました。
チャーター以外にも乗り合いのボートなどや、そもそもボートに乗らなくても釣りをできるスポットなどもあるので天気の良い週末にご家族やご友人と遠出をしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、釣った魚はというと、釣りいったメンバーで、刺身や寿司、天ぷら、魚のすり身、アクアパッツァなど、調理して美味しく頂きました。
ADAH-K