NJ州郊外のステーキハウス 「The Walpac Inn」

NJ州郊外のステーキハウス 「The Walpac Inn」

緑豊かなNJ州・ウォルパックセンターの素敵な隠れ家レストランをご紹介。

更新日: 2016年09月26日

9月22日は秋分の日(英語ではAutumnal Equinox)でしたね。こちらではThe First Day Of Fallとも呼ばれ、暦の上では正式に秋が訪れました。 ニュージャージーオフィスからはそんな秋のお出かけにぴったりの、ちょっと特別なレストランをご紹介いたします。

ニュージャージーの北西部、デラウエアリバーに沿って南北に広がるDelaware Water Gap National Recreation Areaは、自然あふれるNJ州の中でも特に景観が素晴らしい国立公園のひとつです。ニュージャージーの都市部から車で1時間程度とアクセスもよく、様々なハイキングコースも充実しているので、紅葉の季節は近隣のニュージャージー州、ペンシルバニア州から多くのハイキング客が訪れる人気スポットでもあります。

そんな緑豊かな山道を数10分車で走った道路沿いに、思いがけずあらわれる山小屋風のレストランが、今回ご紹介するステーキ&シーフードの名店「Walpac Inn」です。
周囲を山と平原に囲まれている上に、「山小屋風の民宿かな?」と思うような外観の為、初めての方は少し戸惑うかも知れませんが、 半信半疑のまま、レストランの入り口とは思えない小さな扉をあけると、「素敵!」とおもわず声がでるような別世界が広がります。

ログハウス風の店内は広いバーエリアと2つのダイニングエリアに分かれ、きれいに使い込まれたアンティーク家具の数々、温かい照明、大きな暖炉、フレッシュなグリーンがウェルカムな雰囲気を演出しています。なんと、こちらのレストランは創業1949年!という事で古き良きアメリカの田舎の雰囲気を感じつつ、若いスタッフが多い事もあって店内はとても活気があります。

ダイニングエリアに面した大きな窓からはレストランの裏手に広がる広大な平原を望め、野生の鹿などがのんびり草を食べる姿が見られるのもステキです。すっかりお店の雰囲気に魅了されつつメニューを開くと、正統派ステーキハウスに負けず劣らずのラインナップにまた驚かされます。ロブスターなどのシーフードメニューも充実しており、目移りしてしまう事必至です。

レストランで提供される自家製パンは、少し歯ごたえがある素朴さがとても人気だそうです。またメインのアントレを注文した人にはサラダバーが付いてくるのも嬉しいポイントです。

お待ちかねのメインにはプライムリブを注文しましたが、これが大正解でした。絶妙な焼き加減のお肉の断面は完璧なピンク色で、ナイフがススっとはいってしまうやわらかさ。一口ごとに肉汁の旨みが存分に味わえて、至福の瞬間でした。 こちらのプライムリブはサイズが12 オンスと19オンスから選べるのですが、周りのテーブルを見渡したところ19オンスはチャレンジメニューのようなBigサイズでしたので、12オンスで十分(小食の方は食べきれないくらい?)かと思います。
今回ご紹介した「Walpac Inn」ですが、金曜日を除く平日はOPENしていないのでくれぐれもご注意下さい。また、パーキングはある程度余裕がありますが時間によっては待たされる事もありますので、時間には余裕を持ってご来店下さい。

これからの紅葉の季節、ご家族で週末ハイキングに出掛けられた後に是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか?自然の中で食べる美味しいお料理で、普段とはまた違った思い出深い時間になる事間違い無しです。


The Walpac Inn
Route 615, Wallpack Center, NJ 07881
【Fri】&【Sat】5pm-10pm, 【Sun】1pm-8pm
  ※金曜日を除く平日は営業していませんのでご注意下さい。
9739483890
http://www.thewalpackinn.com/

その他のおすすめ投稿