ハワイのポケを買うならここ!

ハワイのポケを買うならここ!

ハワイの穴場ポケ店をご紹介

更新日: 2023年01月11日

フレッシュ・アヒ(マグロ)のポケ

ハワイの名物料理と言えば何を思い浮かべるでしょうか?スパムむすび、ロコモコ、ガーリックシュリンプ、ポイ、ラウラウ、アサイボウル、マラサダ?でも、なんと言っても世界的に有名でブームなのはポケではないでしょうか?ニューヨークやロンドン、パリ、東京などの主要都市にはポケをサラダなどにアレンジして出すお店が増えています。

ポケって何?と思われる方にご説明いたします。ポケとはハワイ語の「切り身」を意味し、ダイス状にカットしたマグロなどの切り身にハワイアンソルト、醤油、胡麻油、唐辛子、海藻、みじん切りにしたネギや玉ねぎを混ぜ込んで調理した料理です。日本で言うマグロの漬けに近いものです。それもそのはず、ハワイでは王国の時代から海などで獲れた生魚を食す習慣があり、獲れたての魚を切り身にして、海塩で味付けして、オゴやリムという海藻と共に食べる習慣があったようですが、19世紀後半から刺身を食べる習慣のあった日本人移民が入植し、醤油などの調味料も持ち込まれ現在のようなスタイルに進化したと言われています。

ハワイには専門店を含め、このポケを提供する様々なお店がありますが、手軽に安く手に入れる穴場はズバリ、地元スーパーマーケットの水産コーナーです。例えばハワイ州内に24店舗(オアフ、マウイ、カウアイ、姉妹店を含む)を展開するTimes Supermarketの水産コーナーには毎日多種多様なポケが冷蔵ショーケースの中に並べられます。これを量り売りしています。

スーパーマーケットの鮮魚コーナーにあるポケ売り場

ケースの向こうにいる店員にどれをどれだけ欲しいかを伝えます。例えば1パウンド(約450グラム)、ハーフパウンド(約225グラム)、クォーターパウンド(約112グラム)欲しいと伝えるとプラスチックの容器に入れて出してくれます。ポケのマグロはFRESH(生)とPREVIOUSLY FROZEN(解凍)と2種類があり、生の方が当然お値段も高いですが味・食感ともに抜群に美味しいです。

またマグロだけでなく、タコ(ハワイでもそのままタコと呼ばれています)、サーモン、カツオ、トーフ、カマボコ、エダマメなど多種多彩なポケが売られています。しかも店舗によって微妙に切り身のサイズや味付けが違うので色々なお店のものを試してみるのも楽しいものです。ちなみにポケ以外にも生ビーフジャーキーのようなピピカウラ、キュウリのキムチ、玉ねぎの酢漬け、ニンニクの醤油漬けなどさまざまなお惣菜も並んでいます。

ポケ以外にもさまざまなお惣菜が並んでいます

ハワイの人たちはポケが大好きで、ランチタイムには熱々のご飯の上にフリカケとポケを載せたポケボウルを買う人や、夕方には食事のおかずとして、ビールのおつまみとして買う仕事帰りの人がたくさんいらっしゃいます。ハワイを訪れる機会があればぜひポケをお試しあれ!

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