ベイエリアでアメリカの4大スポーツ・アイスホッケー観戦を楽しもう!
ベイエリアでアメリカの4大スポーツ・アイスホッケー観戦を楽しもう!
NHLサンノゼ・シャークスのご紹介!
更新日: 2024年11月06日
秋といえばスポーツ!!アメリカの4大スポーツである、アメリカンフットボール・バスケットボール・野球・アイスホッケーのうち、野球以外の3つは秋冬を中心に試合が行われています。今回は、この中でおそらく一番日本人に馴染みがないであろうアイスホッケーについてご紹介します。
アイスホッケーとは?
アイスホッケーとは、スケートリンク上で6対6の形式で行われ、ゴム製のパック(球技におけるボール)とスティックを使用します。選手たちはスケート靴を履き、スティックを使ってパックをお互いにパスしながら、最終的に相手チームのゴールにシュートし、より多くゴールしたほうが勝利するルールになります。この競技は、スピード感があり、体のぶつかり合いも激しいことから、別名「氷上の格闘技」とも呼ばれています。アイスホッケーの北米プロリーグはNHL(National Hockey League)と呼ばれており、アメリカ・カナダの合同リーグで全32チームが所属しています。レギュラーシーズン(例年10月~4月ごろ)での勝ち点により決まる上位16チームがポストシーズン(例年4月~6月ごろ)に進み、優勝杯であるスタンレーカップを手にするために4勝先勝のトーナメント争いを繰り広げます。
ベイエリアにあるプロチーム
ベイエリアには、サンノゼ・シャークスというチームがあります。ホームアリーナはサンノゼにあるSAP Center。ここではサンノゼ・シャークスの概要についてご紹介します。
- チームの設立:1991年
- チームカラー:ディープパシフィックティール、バーントオレンジ、黒 ※応援の際はオレンジや黒よりも青や水色のものを身につけていくと間違いないです!
- チームのマーク:今年チームのマークが変わり、サメの全身の絵から背びれのマークに変わってちょっとおしゃれになりました。
- マスコットキャラクター:SJ Sharkie。ひと言で表すと、運動神経のいい歩くサメです。動きがいつもかなり激しく、試合中は客席で急に太鼓を叩きだしたり、観客と肩を組んだり、走り回ったりして会場を盛り上げています。試合以外のタイミングでは、リンク内をスケートしていることもあります!
2008年〜2019年頃は強い選手が集まっていたことで、かなりチームとしても強かったようですが、現在は低迷してきてしまっているようです。しかし、今年のドラフト会議で全体1位のMacklin Celebrini選手を獲得したため、流れが変わるのではないかと期待されています。1年目から主力として大活躍してくれることを期待したいですね!
それではここで、サンノゼ・シャークスの試合の見どころをご紹介したいと思います。試合観戦はいつもサンノゼ・シャークスファンの方と一緒に行っていますが、私自身は渡米してきてから初めてアイスホッケーの試合を観たレベルなので、初めて観戦に行かれる方でも楽しめるポイントをまとめてみました!
- 選手入場シーン ※SAP Centerでの試合の場合のみ
試合開始直前の選手登場シーンは必見!口を開けたサメの頭が選手の登場口として設置され、サメの口から選手が一人一人登場するという演出になっており、会場内は一気に盛り上がります。 - パワープレー
相手チームの選手が反則をした場合は、反則した選手が反省部屋に入れられ、人数が1人減るため、2分間の「パワープレー」というチームにとって数的有利な時間が始まります。そのタイミングで、サメが獲物に徐々に近寄って行って食べるような音楽が流れるので、それに合わせて両手でサメの口を作ってパクパク食べるような動きをしてみましょう!会場内スクリーンにもサメの鋭い歯がパクパク動いている絵が出ますし、周りの観客も同じ動きをしているので、一体感があってとても盛り上がります。 - 応援の音楽
事あるごとに会場内に流れる応援の音楽は、他のバスケや野球と一緒のものも多いため、初めてでも応援の波に乗りやすいという印象です! - We want TACOS!
1試合の中でサンノゼ・シャークス側が4点以上決めた場合のみ、タコベルのタコスが無料になります。3得点した後は観客から「We want TACOS!」という応援も聞こえてきます!(2024-2025シーズンからは、3点以上決めた場合に変更となりました!) - 休憩時間
試合は20分のピリオドを18分の休憩をはさんで3回行われます。この2回の休憩時間中にリンク内でさまざまなイベントが開催され、客席から観ることができます。また、スクリーンに観客の顔が映ったり、有料ですが事前に申請しておけばHAPPY BIRTHDAY 〇〇!などとメッセージを表示させることもできます。 - その他
試合前、もし時間があれば、早めに会場入りをして選手の公開練習を見てみましょう!その時間は自分の席とは関係なく、リンクと客席を隔てる透明の壁のところで観ることができます。間近で観ると迫力はさらに倍増!!選手一人一人の顔もはっきり見えますし、ファンサービス(?)で壁に体当たりしてくれる選手もいて、非常に盛り上がります。また、小さいお子さんがいたりすると、リンク内からパックを投げてプレゼントしてくれる選手もいます!とってもいい思い出になりますよね♫
持ち物
- 防寒着
アイスホッケー観戦の様子を見ると、ユニフォームで応援していたり、薄着の人も多く見受けられますが、会場内は非常に寒いです!私は毎回極暖ヒートテックやダウン、ニット帽、マフラー、手袋をして観戦しています。試合開始から終了までの所要時間は2時間から2時間半くらい(試合が止まるたびに時計が止まるため)のため、暖かい格好がおすすめです。
以下持ち込みNGのものをご紹介します。
- 高性能カメラ
荷物検査で引っ掛かります。車に置きに戻らなければならず、車上荒らしの危険もあるので最初から持って行かないようにしましょう。 - 一部の飲食物
常識の範囲内の量であれば、食べ物とノンアルコール飲料は持ち込むことができます。ただし、缶、ガラス瓶、魔法瓶は持ち込み不可ですので、ご注意ください。会場内にもアルコール類を含む飲料や食べ物は販売されていますが、どれも値段が高い印象です。
いかがでしたか?アメリカでの体験の1つとして、少しでも参考になれば嬉しいです!