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恐怖の伝説「スリーピー・ホロウ」にまつわるスポット

New York 更新日: 2017年10月27日

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今回はニューヨークでちょっと怖い伝説を楽しめるエリア「スリーピー・ホロウ」をご紹介したいと思います。

恐怖の伝説「スリーピー・ホロウ」

皆さん、「首なし騎士(Headless Horseman)」をご存知ですか?ニューヨーク近郊で語り継がれている伝説で、1820年にワシントン・アーヴィングにより小説化された「スリーピー・ホロウの伝説(The Legend of Sleepy Hollow)」に登場する化け物です。これまで幾度となく映画化されてきた人気の物語で、最近では1999年にティム・バートンが監督、ジョニー・デップ主演で映画化された「スリーピー・ホロウ」をご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

元々は中世ヨーロッパ北西部で伝承される、鎧を着た首のない騎士が首のない馬に乗り、残虐にも人々の首を狙い追い回すとされる「デュラハン(Dullahan)」が起源との説があります。映画「ハリー・ポッター」にも「首なし騎士(Headless Horseman)」のゴーストが登場しますしヨーロッパでもお馴染みのお化けなんですね。

映画でのストーリーは脚色されていますが、開拓時代のアメリカ・ニューヨーク近郊に、失った自分の首を探し求める首なし騎士が現れ、森にやってくる人々を追いかけその首を次々に…という完全ホラーな物語です。実は、この伝説に出てくる地名や建物がニューヨークのウエストチェスター郡に数多く存在する事から、その正確な場所は特定されていないものの物語の舞台として知られるようになり、遂には1996年にノース・ターリータウンという町が改名して現在の「スリーピー・ホロウ」となったのです。

とても小さな町ですが、至る所にスリーピー・ホロウの伝説にまつわる場所やモニュメントがあるので、映画や小説で予習してから出掛けると物語も歴史も楽しめると思います。

スリーピー・ホロウ墓地 Sleepy Hollow Cemetery

物語の中でもキーワードとなっている墓地です。有名な実業家や俳優や著名人のお墓が多数あり、約2時間のツアー(徒歩、有料)もあります。日本人でも聞いた事のある著名人だと、クライスラー自動車の創設者ウォルター・クライスラーや、カーネギーホール建立の実業家アンドリュー・カーネギー、大富豪ウィリアム・ロックフェラーとその一族、それにスリーピー・ホロウの伝説の著者ワシントン・アーヴィングのお墓もここにあります。

墓地内を小川が流れており、紅葉の季節には鬱蒼と茂った木々の色づく様子を楽しみながら1800年代の古いお墓やお金持ちのゴシック様式の豪華なお墓など散策を楽しめます。お墓を散策!?と思われるかも知れませんが、著名人のお墓の多い墓地では観光者がよく歩いているものです。車で入れるので車窓から面白そうなお墓を見つけたら車を停めて歩いてみるといいですよ。 敷地は90エーカーで、東京ディズニーランドの7割ほどもあります。墓地内の道路は、行き止まりだったりループしており迷うと出られなくなるので、墓地の事務局などでマップを入手されておく事をおすすめします。日が暮れても墓地で迷っていると、首なし騎士が追いかけてくるかも知れませんから…(16:30で閉園です)。

Sleepy Hollow Cemetery
540 North Broadway, Sleepy Hollow, NY Tel:914-631-0081
平日8:00-16:30、土日8:30-16:30、祝日閉園
http://sleepyhollowcemetery.org/

出るとか出ないとか!?小説家アーヴィングが愛した邸宅

ハドソン川を望むアーヴィングの自宅で、当時の衣装を着たガイドが案内してくれるツアーもあります。彼のお気に入りだったという邸宅内はもちろん、庭や歴史を感じる調度品の美しさも評判です。今でも夜な夜な邸宅内を彷徨う誰かがいる、とまことしやかに囁かれているそうです。

Washington Irving’s Sunnyside
89 W Sunnyside Lane, Irvington, NY Tel:914-631-8200
www.hudsonvalley.org/historic-sites/washington-irvings-sunnyside/

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