ボストンで見逃せないレストラン「Legal Seafoods」

ボストンで見逃せないレストラン「Legal Seafoods」

ボストンでクラムチャウダーとロブスターを食べるなら、大定番のこちら。

更新日: 2016年03月28日

ボストンを訪れるのであれば是非とも召し上がっていただきたいボストンならではの食べ物といえば、クラムチャウダーとロブスターでしょう。ではどこで?というご質問には、何といってもボストンの老舗レストラン「リーガルシーフード」がお勧めです。

1904年に一代目であるベルコウィッツ氏が小さなスーパーをケンブリッジ市に開いたのが始まりです。彼の息子が1950年に魚屋をオープン、その後1968年にレストランをオープンし、現在はマサチューセッツ州を中心に全米35店を展開するまでに至りました。

そんなリーガルシーフドの席に着きましたら、まずアペタイザーにそのクラムチャウダーをオーダーしましょう。1981年にレーガン大統領の就任パーティーのメニューに加えられてから、共和党、民主党の大統領にかかわらず、就任式のメニューには定番として振舞われるという輝かしい伝統があるクラムチャウダーとして知られています。

その昔ボストンが貿易で栄えていたころ、ポルトガル人が港であさりのクリーム煮を作りそれがクラムチャウダーとしてボストンに定着したと言われています。クラッカーは割り入れ、お好みに応じて胡椒を振りかけます。こってりしているのは、ジャガイモをすりつぶしているためです。一度食べるとやみつきになります。

さあ、気合を入れてロブスター

次は、ロブスター。世界の3大漁港として知られるマサチューセッツ州のグロスター市や、メーン州で取れた新鮮なロブスターは、見た目は巨体なザリガニといったところでしょうか。殻を割る作業は飛び散るため、ビニールのエプロンをかける必要があります。殻から出したロブスターを溶かしバターにつけて召し上がります。手軽に召し上がりたければロブスターサンド、ベークドロブスターもお勧めです。

クラムチャウダーとロブスターを召し上がりながら、ボストンの地ビール、サミュエルアダムスもぜひお試しください。しっかり発酵したコクのある味が魅力です。サミュエルアダムスは、かの有名なボストン茶会事件では「代表なくして課税なし!」とお茶箱を海に投げ捨て、アメリカの独立に貢献した急進派のリーダーとして知られる人物です。

最後の締めは、ボストンのオフィシャルデザート、ボストンクリームパイ(スポンジケーキ、カスタードクリームとチョコレートがベース)か、アイスクリームでボストン腹にいたしましょう。大学生の多いボストンは一人当たりのアイスクリームの消費量がとても多く、アイスクリーム愛好家の街と言われています。こってりしたバニラアイスクリームをどうぞ。

リーガルシーフードでお腹をいっぱいにすれば気分はすっかりボストニアンですね。


Legal Sea Foods
http://www.legalseafoods.com/index.cfm

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